話し上手は「区切り上手」なのかもしれない

情報過多の時代において、端的に伝えることは大きな価値を持つと感じています。単に長い話は聞き手の記憶には残りません。

昔、学校の朝礼で先生の長い話を聞いて「つまらないな。早く終わってほしいな」と願うだけで、内容を覚えていない経験があります(失礼な話)。それよりも、一言で強く印象を残す言葉のほうが記憶に残るのです。

最近読んだ『言葉を短くする技術』では「要約する」のではなく「区切る」ことの重要性が語られていました。文章を短く区切ることで、相手にとって理解しやすく、記憶に残りやすくなるというのです。

人間の記憶には限界があり、一度に処理できる情報量は多くありません。そのため、延々と言葉が続くよりも「これについて話したい」「というのも、こう考えているから」「そのきっかけは何だった」といったイメージで、区切って伝える方が効果的なのだとか。

区切るは「まとめる」とは違います。区切ることに焦点を当てた、これまでにない切り口の話し方本として面白かったです。日常会話で「区切る」を意識して、実験を始めています。さて、どうなるか。

Text / 池田園子

【関連本】『言葉を短くする技術

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