ページをめくると、去年の私たちがいる。「一言共有日記」のススメ

1年以上、続けられている習慣があります。2024年10月に始めた、Taroと共同の「一言共有日記」です。100円ショップで買った10月始まりの手帳をリビングのテーブルのそばに置き、原則として1日の終わりに書いています。

「夜、イルピアットに行った。ピザおいしかったね」
「たろが餅を焼いてくれた。餅焼き名人」
「ぞのは祇園で食事。たろ、好きなもの食べて」
「たろ風邪でつらそうだ。早く元気になあれ」

出来事のメモや予告、手紙のような一文まで、内容は実に自由です。

とはいえ、忘れる日も多く、まとめ書きや猫のイラストで済ませることもあります。書く割合は私のほうが多いですが、Taroも数日分の欄を使って一気に思いを書いたり、翌日や翌々日の欄にはみ出して書いたりと、ルールはありません。

それでも1年2カ月が過ぎ、食卓で何気なくページをめくると、「この頃は体調が悪かったね」「このとき、ここに行ったんだ」と自然に会話が生まれます。2026年始まりの5年日記も買いましたが、これは自分専用ではなく、ふたりで使ってもいいのかもしれないと思い始めました。

この一言日記のいちばんの収穫は出来事だけでなく、そのときの気持ちを残せることです。少しネガティブな記録でさえ、今が穏やかだからこそ、読み返すと不思議と温かく感じられます。書く時間そのものが、相手への感謝を思い出す時間になる。この習慣は2026年も続けていくつもりです。

Text / 池田園子

【関連本】『高橋手帳 2026年 5年ダイアリー No.345

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