
暖かな日差しが降り注ぐ1月1日の午前10時。いつも通りジムの扉を開けました。メニューはお尻と脚。新年の賑わいが街にじわじわと広がるなか、平常運転のトレーニングこそが、自分の2026年をすこやかにスタートさせるための儀式です。
かつての私は、この習慣に対して厳格なルールを課していました。メニューを3分割し、どれほど多忙でも「20分でもいいから週7日必ず行く」という、強迫観念に近い姿勢で臨んでいたのです。現在は、スケジュールに合わせて「行かない選択」も自分に許しています。自転車で長距離を移動する日や会議が詰まっている日は、無理に予定をねじ込みません。ペースを週5〜6日に緩めたことで心にゆとりが生まれ、結果として満足度の高い時間を過ごせるようになりました。
元旦のジムは予想通り空いています。家族・親類との団らんが優先されやすいこの日に、ひとりで黙々とウエイトやマシンと向き合うのは、少し特殊な過ごし方かもしれません。ただ、私には「家では自分を甘やかしてしまう・オンラインだとサボってしまう」という、よろしくない特性があります。
2024年に契約したオンラインレッスンがまったく続かなかった苦い経験からも、ジムへの課金は自分の弱さをカバーし、生活のリズムを保つための必要経費だと考えています。2023年にエニタイムフィットネスで始めたジム通いは、2025年にLifeFitへと場所を変えましたが、そのマインドは今も変わりません。
大きな仕事はせずとも、これからの計画を静かに練りながら、いつも通り淡々と身体を動かす。特別な日をあえて日常として過ごすことで、心地よさを感じています。今年もこの場所で、自分の心身への投資を続けていこうと思います。
Text / 池田園子
【関連本】『女子アスリートの「食事と栄養」』
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