焦げるほどの夏、自転車で

先日、京都市内の中心部に住んでいる友人と会ってきました。私は市内北寄りの上京区に住んでいて、その日は片道6kmほどを自転車で移動。往復で12kmになるので、まあまあいい運動になります。それにしても京都の夏は本当に厳しいです。

もちろん日焼け止めは塗っていて、帽子やサングラスでガードしたり、首まわりをタオルで守ったりもしています。でも、それでもやっぱり焼けます。カンカン照りで、焦げそうな暑さ、というより焦げてます。丸出しの腕だけこんがりしてしまっています。

住んで3ヶ月と短い期間に「好きな道」ができました。寺之内通を東に向かい、堀川寺之内通の交差点から、堀川通を南に下るルートが気に入っています。堀川通は大通りで道幅が広く、自転車でも走りやすい。日陰がある場所もところどころにあります。真夏の昼間だと「日陰、足りない」とは思いますが。

一方で、苦手なのが今出川通です。車道に自転車の印はあるものの、道幅は広いとはいえず、車が自転車すれすれに通っていく感じが怖い。狭いわ、交通量も多いわで、落ち着きません。立ち並ぶお店は好きですが、自転車で通るのはできるだけ避けたい通り。

そんな話を友人にしたら、できるだけ細い通りを北上して帰ったら? と勧められました。建物が日差しを遮って涼しいよ、と。

その日の帰り、試しに通ったのは新宮通。一方通行(北上)の細い通りで、日陰が多くて走りやすい。15時頃でしたが、かなり快適でした。

大通りのほうがわかりやすいとはいえ、京都は碁盤の目のようになっているので、細い通りでも大通りとの位置関係をなんとなく分かっていれば、自分がどこにいるかは把握しやすいです。

車が少なくて、建物のおかげで日陰が生まれている静かな道。焦げるような夏の日には、そんな道を選んで走るのが一番だなと感じました。

京都の夏。毎日のようにペダルを漕ぎます。バスよりも速いし、運動になるから。

Text / 池田園子

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