冷やしたシートマスクで得る肌快感

日焼け後の最も簡単な応急処置に「冷やすこと」があります。

紫外線対策をしていても、汗をかいて肌のディフェンス力が下がると、それなりに日焼けしてしまうもの。

あからさまな日焼けを感じなくても、とりあえず毎日肌を冷やしたい——そう考えて始めたのが「シートマスクを冷蔵庫に保管」することです。

もともと、化粧水は冷蔵庫で保管しています。それと同じように、30数枚1セットで売られているシートマスクのパッケージをそのまま冷蔵庫へ。

今までは洗面台と風呂場とのちょっとした隙間に、シートマスクのパッケージを入れていました。

風呂場の扉を開けたら即、シートマスクを手に取り、顔に装着できる利点がありました。

しかし、今度は風呂場から出て、冷蔵庫まで歩いていかなければなりません。肌が乾燥するのを防ぐため、なるべく早めに装着したいという思いがあります。

手順はこうです。シャワーを済ませたら、濡れたままの全身に植物オイルを塗り、全身の水気をさっと切った後、裸のままキッチンへ(ひとり暮らしだからこそできること!)。

床に水滴が若干落ちますが気にしません。

冷蔵庫からシートマスクのパッケージを取り出し、顔に装着します。

常温のシートマスクをつけるより、遥かに気持ちいいです。くーっ、と皮膚表面が冷えて、その奥も冷えていくかのような感覚を得られます。

風呂上がりに動作が慌ただしくなるものの、この快感は一度味わうとやみつきになります。

日焼け止めを塗ろうと、塗っていまいと、私たちは日々日焼けしています。そう考えると、毎日冷やしても損はありません。

シートマスクをする習慣がある方がいらしたら、一度試してみてください。

Text / Sonoko Ikeda