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それは静かに生きるための闘い。映画『ブルーボーイ事件』を観て

『ブルーボーイ事件』を観てきました。本作は1960年代に起きた性別適合手術の違法性をめぐる裁判を題材にした作品です。当時の社会の偏見や制度の矛盾の中で、女性として生きようとした人々の苦悩と闘いを描いています。特筆すべきは「当事者キャスティン...
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大根1本を美味しく使い切る方法、見つけました

業務スーパーで魚を買うのにハマっています。イワシは5尾で126円、北海道産の鮭は5尾で398円。ホッケに至っては、定食屋さんで出るサイズの1.5倍ほどの開きが298円で手に入ります。こうなると、魚をまとめ買いしたくなるのも無理はありません。...
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加害と被害の境界が溶け合う。葉真中顕『家族』を読んだ

葉真中顕さんの最新作『家族』を読みました。本作は、平成を代表する凄惨な事件として広く記憶されている「尼崎連続変死事件」を下敷きにしたフィクション。多くの人物が“家族”として複雑に絡み合う構造は、あの家族乗っ取り監禁事件が持つ異様さそのもの。...
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「シルエットが好きな服」を大切に着たい。

服選び(トップス)で大事にしているのは、シルエットの美しさや全体のバランス。秋冬物のお気に入りを挙げてみます。ひとつめはイタリアのブランド「Intimissimi(インティミッシミ)」のトップス。ぴったりしすぎないのに、着たときのラインがき...
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「他人の泥沼を共有される」という負荷について

親類が離婚を控えていて、ゴタゴタを間近で見ています。当事者から相手とのLINEのスクショが送られてくるのですが、文面が慇懃無礼の極みとしかいえません。AIに「この文章を、相手をむかつかせる敬語に整えて!」と依頼しているに違いない。スクショに...
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「まあまあいい客」として通いたいお店がある幸せ。

世の中には魅力的な飲食店が数多くありますが、「また行きたい」と心が動くお店は自然と限られてきます。そんななか、「もう一度、いや毎月一度は通いたい」と思い、2度目の訪問をしたお店があります。京都・北野白梅町のイタリアン「イルピアット」です。最...
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温かいワンボウルがある英国女子のcosyな暮らし

「スープであたたかい日々を」執筆から、2年が経とうとしています。このエピソードはその後『ケアギフト』のエッセイにも納められました。宣言した「自主開催企画」は(特に公的にヒットするタグではありませんが)#Soupwithmeというネーミングで...
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「Plant Crazy」な隣人が開いてくれた扉

ここ数年、庭のある一軒家に住むことに憧れを抱いていました。野菜や果物を育ててみたい――。そんな思いから、大阪にいた頃はマンション暮らしながらもシェア畑を契約し、土に触れていました。今は京都で庭なし一軒家に住んでいます。プランターで育てること...
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名演技に震えた2時間20分。映画『爆弾』が面白い

映画『爆弾』を観ました。『8番出口』以来、約2か月ぶりの映画館。どちらもコウダプロの朝礼でメンバーが話題にしていた作品です。自分と縁のある人が「面白かった」と語るのを聞くと鑑賞の動機になります。主人公は、都内各所に仕掛けられた爆弾の存在を“...
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「レタスむすび」は詰まってる日の味方

やることの多い日は家で昼食をとります。最短30分で完了。外に行くと1.5〜2倍の時間がかかるから。ただ、自分にいろいろと注文をします。「食物繊維を多く摂りたい」「サラダや味噌汁を用意する心の余裕はない」「包丁も使いたくない」「洗い物も最小限...