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うまくいっているときには、見えないこと

これまでの仕事のなかで、ふと思い出す出来事がある。言葉そのものというより、その奥にある前提のようなものが、すっと見えてしまった瞬間。きっと、悪気があったわけじゃない。ただ、その人にとっては、それが当たり前だったんだと思う。でも、その当たり前...
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この街に、知っている人が増えていく

「京都100人カイギvol.14」に参加してきました。「何のカイギ?」と思う方もいるかもしれません。私も、つい先月まではそうでした。「100人カイギ」を知ったきっかけは、福岡に住む面白ニキ・きむ兄さんの投稿です。彼が「この本のブックライティ...
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家のパンは、これでいい

食べたいと思ったとき、家でパンを焼いている。といっても、いわゆる「丁寧なパンづくり」ではない。思い立ったときに、さっと。1時間で終わるものだけ。何時間も発酵させて、工程を重ねて……というのは、どうも違う。「家のパン」はもっと気軽でいい。むし...
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届かないかもしれない言葉を、それでも置く

ふと目に入った文章に、少しだけ引っかかった。「23時過ぎに走りに行く」と書かれている。しかも、イヤホンをつけて音楽を聴きながら。それを読んだとき、頭の中ではずいぶん乱暴な言葉が飛び交っていた。「アホかーい」「危ないに決まってるだろうが」でも...
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50円の前で、立ち止まれた日

上七軒通に、ちょっと気になる場所がある。北野天満宮東門から、今出川通りへと抜けていく、京都の、あの花街の空気をまとった通り。観光地のにぎわいとは少し違う、時間の流れがゆるやかな、あの通り。その通りの、今出川通りに近いほうの端っこ。少しだけ空...
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妖怪である、という前提で

5月で40歳になります。数字だけ見れば立派な大人のはずなのに、中身は追いついていないと感じることばかり。昨年から、大学生やひとまわりくらい年下の人と関わる機会が出てきました。初回は、少なくとも私のなかでは、わりといい感じに話せるんです。「あ...
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その人のお金の使い方が、好きだと思った

お金の使い方には、その人の「内面」が出るなと思う。何を買うかというより、そのお金を使うときに、誰を思い浮かべているのか。そこに、その人が「どう在りたいのか」が滲む気がしている。たとえば、持ち物を有名ブランドで揃える人がいる。それは自由だし、...
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「おかげさま」でできている

「あのとき、本当はこうしたかったのに」「でも、あの人がああだったから」そんな言葉を、ふと耳にすることがあります。直接、自分に向けられた言葉ではないのに、なぜか心に引っかかる。そして思うのです。——それって、ちょっとしんどい生き方だな、と。誰...
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経験は、誰かの役に立つのか——私がAdvioに登録した理由

私は一度、離婚をしています。当時は、立ち直るのに時間がかかりました。すごく落ち込んでいたし、ただただ、悲しかった。そのとき強く残っていたのは、執着のようなものでした。なかなか気持ちを切り替えることもできず、しばらく引きずっていました。誰かに...
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悩みの中にいるのも、選択

人はときどき、自分で掘ったトンネルの中で立ち止まる。前にも後ろにも進めなくなって、光が見えないと言う。でも、よくよく話を聞いていると、本当に光がないのかはわからない。ただ、その場にとどまるという選択をしているようにも見えることがある。ぐちゃ...