ジム通いで感じる「続けること」の尊さ

「続けること」の素晴らしさを感じる出来事は数あれど、今日は「筋トレの継続」にフォーカスして書きます。

3月末、エニタイムフィットネスに入会した頃、胸まわりを鍛えるベンチプレスが全然できませんでした。

下半身の筋力はある方だと思いますが、上半身、とくに胸は苦手意識もあり、何もしてこなかったことから、本当に筋力がなかったんです。

スミスマシン(シャフトの重さ11.4kgほど)を使うも、はじめはおもりをつけない状態でも「重い」「腕に効いてしまう」「腕が疲れる」とへとへとに。

でも、次第に左右2.5kgずつおもりをつけることから始め、それでも「重い」「腕に効いてしまう」「腕が疲れる」感覚は変わりませんでした。

ただ、徐々に重量を上げていくことができ、今度は左右5kgずつ、続いて7.5kgずつ、先週からは10kgずつ、おもりをつけて上げられるようになったんです。

「めぐるね白金」で白金のパーソナルジム「JOYTORE」の取材をさせてもらい、助言をいただいたことも大いに身になっています。

左右10kg、シャフトの重量と合わせて30kgほどというのは、筋トレ中〜上級者、あるいは上半身の筋力がある人には、軽々と上げられるものかもしれません。

でも、上半身の筋力が弱かった私にとっては、かなりの進化です。左右7.5kgずつと10kgずつとでは5kg違うだけですが、自分には別次元といえるほど、なかなかにハード。

それでも必死の形相で10回3セット、なんとか上げることができていて、続けているうちに負荷が小さくなっていくだろうと予想できます。

ここまで、人体が少しずつでも進化したのを感じてうれしくなります。37歳の中年ですが、変われるんですね。

年内には左右1.25kgずつおもりを追加して、左右11.25kgずつ上げられるようになれば、と思っています。

どれだけの重量を上げるかよりも、筋肉をつけることが目標ですが、それには少しずつ負荷を上げていくことが欠かせません。だから重量も見ています。

朝起きられてジムまで元気に歩いていける身体、全身を動かしてくれている細胞、目覚めた筋肉、美しく整えられたエニタイム。今日も生かされていることに感謝して過ごします。

Text / Sonoko Ikeda

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