「自分メディア」の運営が楽しい理由

「今、あなたにとって『楽しい』と感じる時間は?」と聞かれたら、皆さんはなんと答えますか?

私にとって楽しい時間はたくさんありますが、そのうちのひとつとして「メディア運営をしている時間」を挙げます。

メディア運営=「SAVOR LIFE」の運営です。

書きたいことが浮かんでGmailの下書きにメモするのも、原稿を書くのも、そこに添える画像をUnsplashから選ぶのも、外部著者さんからいただいた原稿を読むのも、Google Analyticsを見るのも、すべて楽しいのです。

楽しい理由は「自由な環境で自分軸を持って主体的に活動できている」から。

具体的に言うと、私が編集人を務めるメディアなので、すべての編集権限は私にあります。

つまり「落ちる企画」はひとつもありません。倫理や常識を外れたことは当然アウトプットしませんが、それ以外であればどんな企画もOKで、むしろ積極的に出していこうという姿勢です。

他の商業系メディアでは企画提案段階でボツになるようなものも、そもそも「通らないだろうな」「需要がないだろうな」と考えて提案しないようなものも、すべて記事として展開できます。

自分で運営しているメディアゆえ、それは当たり前のことなのでしょうが、その状況があまりにも心地よくて、興味のある方には自分のメディアを持つことを勧めたいくらいです(勧めたことが何度かあります)。

読者は決して多くはなくても、好きな場所に文章を残すこと、好きな場所から発信することは、私にとって必要な時間になっているのだと思います。

書くこと、世の中にアウトプットを行うことは、私がこの世に存在して、微力ながらも人や社会の役に立とうとしたことの証明になるような気もします。

「この世に生きている間、周りの大事な人たち、私と接する人たちにとっていいことをしたい。貢献したい」という願望があります。

ここまで書いて感じたのは、メディアはバーチャルな環境ですが、「サロン」のようなものかもしれない、ということ。

私の発信に興味を持った方や自分と感性の近い方が毎日のように寄ってくれたり、外から「何してるのかな」とちょっと覗いてくれる方がいたり。

自分のメディアは自分のサロン。心地よい居場所、合う仲間が集まりつながる場所として、今後も運営を続けていきます。

Text / Sonoko Ikeda

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