自然体で素敵な離婚。

CRAZY WEDDING創業者で起業家の山川咲さん、現CRAZY代表の森山和彦さんが離婚し、離婚式を行ったことを6月7日に発表しました。

 

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山川さん森山さんそれぞれの文章をぜひ読んでみてほしいです。

投稿を読んだり、対談音声「離婚について」を聴いたりして、文字情報や行間を味わっていると「いい離婚だなあ」といった感想が出てきます。

と同時に、どんな関係性にも「終わり」は常に寄り添っていることを考えさせられます。

革命家の山川さん、大きな愛を持った実業家の森山さん。

山川さんとお会いしたことが何度かありますが、綴る言葉だけではなく、存在自体が特別なオーラ、ムードを纏っていて、良い意味で「枠」から大いに逸脱した素敵な女性です。

夫である森山さんも1%の存在で、素敵な男性なのだと容易く想像できます。noteなどに綴る言葉からは温かさと情熱を感じ取れます。

外から見ていいなあと思えるパートナーシップを築いていた、素敵なふたりのパートナーシップ解消。

ふたりを深く知るわけではありませんが、それを見て「自然体であることを選択したんだなあ」と感じました。

人は変化していきます。個人レベルの変化×変わっていく個人同士における関係性の変化で、日々目まぐるしくアップデートが起きているわけです。

それが当たり前だと考えると、同じ相手と同じ関係性を維持し続けるのは、まったくもって簡単なことではありません。たとえ、どれほどの信頼で結ばれていたとしても。

山川さんと森山さんは、15年間の結婚期間に幾度となくぶつかったり、離婚危機があったりしたことを音声やその他の発信で伝えています。

ごく自然なことだと思います。共同創業者であり、家族であり、恋人であり、親友であり、娘さんの保護者でもあったなら。それだけ濃く長い時間を共に生きて、衝突しないほうが不思議です。

ふたりは強い信頼関係や愛情がありながらも、離婚して関係性を変えて夫婦→いち個人になって自由度を上げたことで、「こんな結婚・離婚の形もある」「新しい(第二の)人生を生きていく」ことを世に示し始めています。

ふたりや関係者(子どもなど)にとって最良な関係性とは——。それを考えたとき、憎み合ったり悲しんだりする離婚ではなく、未来につながる幸せな離婚を選択するのは理想的だなと思います。

Text / Sonoko Ikeda

▼山川咲さんの本。新刊も出てほしい▼

幸せをつくるシゴト