足裏という細部こそ小綺麗でありたいから

昨日久しぶりに足の裏をまじまじと見る機会があり「うわっ!」となりました。かかとの皮が一部剥けていたのです。

日頃、裸足になる機会は多いのに気づきませんでした。通っているキックボクシングジムとポールダンススタジオでは裸足で動き回ります。 

特に、最初にストレッチをする際、足裏も目に入るはずなのですが、注意が向いていなかったようです。

ここ最近、公私共にやることが山積みで、注意散漫になっていたところがあるなあと自覚しました。

せかせかしていると、細部をケアする意識がどこかへ消えてしまいます。あくまで私の場合ですが。

ストレッチのときくらい、自分の全体重を支えてくれている足裏を、じっくり見る時間に充てよう。そう考えるきっかけにもなりました。

余白があるときは、足裏を筆頭に、見落としがちなディティールをきれいに管理します。具体的には顔や手の産毛だったり、爪周りのささくれだったり、伸びてきた白髪だったり。

今回の足裏でいうと、昨夜、お風呂で軽石を使ってかかと部分の角質を落としました。足指付け根の角質が厚くなりがちな箇所も。

使っているのはシルクパウダー配合の人口軽石です。肌への刺激が少ないタイプで、不要なものをやさしく取り除いてくれる印象があります。

軽石を何度か滑らせるうちに、やわらかい足裏を取り戻すことができました。お風呂上がりに、キャスターオイルで保湿すれば完了です。

それにしても、直近で軽石を使ったのは1ヶ月以上前でした。そのときは、赤ちゃんのようなつるつる、すべすべな足裏に仕上がったのですが、時間の経過とともに肌も刺激を受けてごわつくのは当然のこと。 

私が目指すのは細部まで小綺麗な人です。そのためには心に余白を保つ意識が欠かせません。自分自身のために、意思を持って「スペース」を残しておく人でいようと決めました。

Text / Sonoko Ikeda