飽きっぽい私が人生に飽きてしまわないためにしていること

熊本・阿蘇に行ってきました。行きは友人の車で、阿蘇に着いてからはレンタカーを借りて、運転を私と交代します。

21歳で普通自動車免許をとり、15年以上ペーパードライバーでしたが、一念発起してペーパードライバー講習に通い始めたのが4月のこと。

せっかく九州に住み始めたのだから、九州各地を旅したいし、旅先(の車があまり多くないところ)で運転したい! という気持ちがむくむく湧き上がってきたんです。

講習の中で4時間ほど福岡県内の公道を運転する機会はありましたが、友人を乗せて阿蘇を走るのとは感覚が全然違います。

隣に座るのが教官と友人とでは、そりゃ違って当たり前ですし、景色の雄大さも比べものになりません。

友人はVOLVOを乗りこなす(それがまたお似合いで)人で、15年以上運転しているものですから、なめらかで安心感のある運転をします。 

レンタカーを借りたての頃、びびってしまい、時速10kmくらいしか出せなかった私を叱咤激励し、「30km以上出せるようになるまで練習しましょ。このスピードじゃ、道路に出せない(笑)」と指導してくれる友人。

そんな人が隣に座り、見守ってくれていて、苦手な駐車もコツを伝えてくれるという、とても贅沢な時間でした。

私は自分が何においても飽きっぽいことを自覚しています。長く続いていることもありますが、基本的には飽きやすいんです。 

だからこそ、こういう自分にとって新しい挑戦(取り組み)を生活の中に定期的に入れていくのも、自分を飽きさせない良い方法だと思っています。 

人生に飽きると、生きているのが辛くなるでしょうから、安定と刺激(新しいこと)を適度な塩梅で織り交ぜていきたいものです。

Text / Sonoko Ikeda