なぜかケチってしまうこと – 旅の洗濯物

皆さんにも「これに関してはなぜかケチる」という事柄はあるんじゃないでしょうか。これはというものがあれば、「#なぜケチ」とタグをつけてつぶやいてください。

私の #なぜケチ を披露させてください。「夏の中長期旅」に限る話ですが、洗濯物をランドリーサービスに出さず、自分の手というか“手と足”で洗濯をします。

今過ごしているハノイの宿では、50,000VDN(300円)/kgという良心的価格で洗濯をしてくれますが、それでも依頼していません。

4日分依頼すれば1,000円以上はかかるだろうし、そもそも自分でできる分量だし、加湿器のないエアコン強めの部屋に洗濯物を干して部屋に湿度を足したい、という考えです。

自己流の洗濯はかなり大雑把。シャンプーを終えた後に汚れものをすべてバスタブに入れて、それを足裏で踏みながら身体と顔を石鹸で洗います。

その間、足踏みを続けつつ、重なった汚れものの位置や向きを変えて、なるべく偏りのないよう石鹸水を行き通らせるイメージです。昔の人になった気分。

シャワーで全身を流してバスタブから出た後、スキンケアをしながら汚れ物を取り出し、今度は洗面台でぬるめのお湯で簡単にもみ洗いします。

それをできる範囲で絞って、大半はバスルームのシャワーカーテンレール(初日にレールを拭いて埃を取ることも忘れません)やその周辺の掛けられる部分に、トップスはハンガーに掛けて居室で乾かします。

もみ洗い〜干すまでは10分程度だと思います。その間、音声メディアを聴きながら手を動かしているので、時間を無駄にしているとは感じません。

7時間ほど寝て起きると、水気を完ぺきに切れているわけでもないのに、たいていの衣類はからっと乾いているので、いかに部屋が乾いているかを実感します。

この自己流洗濯物たちが、多少は保湿に貢献してくれただろうとも思うのです。

皆さんの #なぜケチ ネタも教えていただけたらうれしいです。

Text / Sonoko Ikeda