「胸を開く」が健康美を叶える

いつ何時も「胸を開く」ことを意識して生活しています。逆に「胸を閉じる」瞬間はほぼありません。

立って仕事をするときも、歩いているときも、トレーニングをしているときも、胸を開いた状態は共通です。

「胸を張る」のではなく、あくまで胸を開く。「胸を張ろう」と意識すると、反り腰になったり、顎が上がったりするので、まったく別物と捉えています。

胸を開くメリットはたくさんあります。いくつか書き出してみます。

・良い姿勢になる
・姿勢の影響で明るく見える
・呼吸しやすくなる
・首が長く見える
・鎖骨〜デコルテ周りがきれいに見える
・肩甲骨が下がる(胸郭と連動しているから)
・身体が楽になり気分も前向きになる

など、いいことしかありません。

胸を開くことを普段意識していない場合は、立った状態で身体の側面(体側)に添えた手を90度返して、手のひらが正面を向くようにしてみるといいと思います。

そうすれば胸が開いて、肩甲骨が下がるのを感じられるはずです。

ヒップトレーニングでは「肛門を閉じる」意識が有名ですが、逆に胸は開くのが吉。

いきいきとして、楽しそうな人に見える効果もあります。

私は実体も元気ですが、見た目も「元気な人」でありたいです。だからこそ、胸を開く意識は呼吸するのと同じくらい、当たり前のものとして持っておきたいと思うのです。

Text / Sonoko Ikeda