「少ないモノで生きていけるんだ」と毎月実感できています。
月10日間を大阪のパートナー宅で暮らす私は、毎回キャリーバッグ・リュックひとつずつを持って向かいます。
荷物の内訳は、PCやタブレットなどの仕事関連家電やトレーニング関連アイテム、衣類、化粧品、彼と一緒に飲み食いしたいお酒や食べ物、食べ切れなかった果物など。
衣類についていうと、一部の服や靴は大阪に置いているので、家からは必要な分だけ持っていきます。
トップスは2〜3着、ボトムスは2着、ハンカチは2枚……というように枚数は少なめです。靴下は出かける度に交換したいので4足くらいと多めです。
大阪に部屋着兼ジムでのトレーニング用Tシャツや一部のインナーなどを置いているのと、ハンカチも代用品を使うので、最小限の荷物で済んでいます。
(ハンカチの代用品=洗い物を積み上げていく際に、シンク周りに敷く大盤ハンカチや布巾です。ジムに行くときに必要なハンカチが足りなくなれば、それを使います)
洗濯して1〜2日おきに同じ服やインナーを着ているような状態ですが、まったく気になりません。
靴は家からスニーカーを履いていくことが多いですが、革靴にすることもあります。7月の大阪には革靴で行きました。
大阪滞在後に出張をくっつけていて、現場できれいめな印象に見せたい意図があったから、珍しく革靴でした。
大体はスニーカーで事足ります。履いていくスニーカーと、彼の家に置いているスニーカー1足があればジムへ行くのも、お出かけするのでもなんとか回せます。
きれいめな服を着ても、近年は「足元だけはずす」という見せ方が通用するので、違和感はありません、多分。
大阪での暮らしは、自宅では多くのモノに囲まれているけれど「実はこれだけのモノで困らなくて、回せていけるんだ」と気づける、自信を持てるひとときでもあるのです。
Text / Sonoko Ikeda