自転車から見える景色で学ぶ

自転車に乗りながらクルマの動きを見ていると、自分がクルマを運転するときの勉強になります。

昨日2週間ぶりに自転車に乗って、片道約5km漕いで福岡空港へ行ってきました(かるい有酸素運動を兼ねて)。

右左折の少ないシンプルなルートですが、気づきを得ることができました。

たとえば、こんなことです。

帰り道、歩道を走っていた私は右手に、少しゆっくり走るクルマの存在を認めます。

そのクルマは私より先にさっと左折できたかもしれないのに、左ウインカーを出しながら車道でしばらく待っていました。

歩道を注意深く見て、私がものすごいスピードで通り過ぎるかもしれない(歩道なのでゆっくり走っていますが)と予測した上での判断だったのだろうと思います。

ときどき運転をするようになり、同乗者に指摘されることがあると、自分の不注意さを痛感します。

広い視野でものを見て、見えるものの動きを予測し、先を見通して判断する——これができないと安全な運転は叶わなくなります。

運転の機会を積み重ねるのと同時に、人の運転を見て考える機会も大事にしていきたいです。

Text / Sonoko Ikeda