「スニーカー・ローテーション履き」を仕組み化する

その日履いた靴(スニーカー)はその日に洗うという知人がいます。

入浴時に風呂場に持ち込んで、中敷を取って全体を濡らして、泡立てた石けんをまとわせてブラシで洗うのだとか。

その人の前で「私、スニーカー、3ヶ月以上洗ってないです……」とは言えませんでした。

思い立ったときに近所の「WASHハウス」へ持っていき、2足200円で洗っていますが、頻度は高くありません。

知人の話を聞いて、確かに靴下は毎日洗うのに、汗で湿った靴下と接する靴、少なくとも中敷を洗わないのは辻褄が合わないなとも思いました。

ただ、長年の習慣はそう簡単に変えられません。私にとって洗濯をするように、毎日靴を洗うことは「まだ、いいかな」という内容です。

知人からは「まだ、ってどういうことよ?」と言われそうですが。

代わりに、スニーカーをローテーションで履く仕組みを確立することにしました。

最もよく履く靴はスニーカーなので、靴箱の取り出しやすい位置に、スニーカーを3足並べて収納しています。

そこで、その日履いたものは消臭スプレーをした後、一番右へ置きます。

残り2足は左へとずらし、左にあるものから履いていく仕組みにしました。

この方法も、スニーカーを1週間分並べて収納し、毎日違うものを履いているという先の知人から聞いた内容を参考にしました。

知人=先日の記事に登場した「しゅし」さんのことです。

玄関ドアに向かって靴箱が左にあるので、左にある靴の方が取り出しやすいのです。

この方法を続ければ、スニーカーが臭くなりづらくなると願いつつ、それでも月に一度はスニーカーを洗おうと試みます。

Text / Sonoko Ikeda