ポリ袋を1枚バッグに入れておく

「小さなポリ袋」をバッグに1枚忍ばせておくと重宝します。

先日、山梨県富士河口湖町へ行きました。

帰路は静岡経由で大阪へ戻るため、甲府駅から特急列車に乗ることに。昼過ぎでしたが、宿で朝食を十分に食べたせいか、お腹はあまり空いていません。

しかし、特急が発車するまでには、まだ20分ほどあります。

そこから静岡まで2時間乗りっぱなし。その後も5分程度の乗り換え時間を経て、新大阪まで新幹線で再び2時間。

それを考えると、何かは口にしておきたい。食後に歯磨きもしておきたいし。

そう思い、前日にお会いした方からいただいたバナナ、みかん、チョコ、お土産用にと購入していたバラの羊羹をささっと食べました。

それらの皮や包装紙をひとつにまとめて捨てるのに、手持ちのポリ袋が重宝したのです。

普段、買い物袋を持ち歩いているので、よほどのことがない限り、自分の買い物でレジ袋をもらうことはありません。

一方、小さなポリ袋はどんどんたまります。

ナマモノやバラ売りされている青果類、少し水気のあるモノなどは、何かとポリ袋に入れて渡されるからです。

中には「これはどう考えてもポリ袋、いらないだろう」というモノも、ときに入れて渡されます。入れる方の動作が早すぎて、「そのままで……」と伝えるタイミングを逸してもらうことも。

そんなポリ袋のうち、きれいなものは取っておいて「バッグの中に1枚入れておく」用に使います。大体が食品の液体漏れなどもしていない、きれいなポリ袋です。

再びナマモノを入れたり、誰かにナマモノをシェアしたりするときには使えませんが、今回のように、捨てたいモノをひとまとめにするときに使えます。

このほかにも、万一乗り物酔いで気持ち悪くなったときも、「お守り」代わりになります。

酔って吐きそうになっても、袋があれば「最悪大丈夫だろう。迷惑を最小限にできるだろう」とリラックスできて、結果的に吐くことはなかったという経験もありました。

何かと使えるポリ袋。1枚持っておくと困らないと思います。

Text / Sonoko Ikeda

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