食事はオリジナリティー溢れる人間をつくるための行為である

あなたはどんな基準を持って食事を選んでいますか?

手軽さ、値段、味。様々な基準がありますが、私の食選びは「身体とネタ」。2つのうちひとつは満たせるように心がけています。

まずは「身体」。自分自身を商品にするフリーランスという立場上、食事には気を使います。

20代の頃はコンビニでカップ麺&おにぎりという炭水化物of炭水化物なメニューで済ませていましたが、45歳の自分がそのような食事を取ったら血糖値が上がりすぎてしまって、午後に間違いなく眠気が襲ってきます。これではパフォーマンスに響きます。

ランチタイムのコンビニをのぞいてみると、世代を問わずカップ麺&おにぎりorお弁当を持ってレジに並んでいます。コンビニ弁当なんて添加物の固まりなのに調子おかしくならないかと心配になってしまいます。

誰が言っていたかは忘れましたが、「この食事が1ヶ月後のあなたの身体を作る」という言葉がずっと頭の片隅に残っていて、ちょっとお金をかけてでも美味しい食事を取るように心がけています。

特にカロリーは気にしません。8ヶ月かけて20キロダイエットに取り組んだときにカロリーの意味のなさに気づいて、糖質・タンパク質さえ意識しておけば体重も体型もコントロールできるようになりました。

現在は肉体改造中なので、意識して糖質も摂っています。ウエイトトレーニング専門のジムに週4日ほど通い、プロテインも1日2回は摂取しています。

通い始めて4ヶ月ですが、明らかに体型が変わりました。上半身が厚くなったのに、顔がシュッとなったのです。

トレーニングも大事ですが、食の意識を変えるだけで体型も変わるという私の実験はいまのところ成功しています。

自分のネタ作りのために食を選ぶ

次はネタです。前職が放送作家だったので、自分が生きる上での出来事は全てネタにする必要がありました。

当然、「食」のネタも求められるので面白いメニューを提供しているお店や「日本初上陸」を掲げたお店にもよく足を運びました。

例えば、修業中の寿司職人が握る食べ放題メニューが人気の「鮨アカデミー」は10年ほど前に行ったことがあります。

メディアで話題になっていたのは知っていたのですが、実際に行くことでネタとしてストックになっていきます。2022年、私が訪れた神楽坂店は惜しまれつつも閉店となり、現在は新宿で営業しています。

同じ時期にネタのために訪れたお店で、現在も営業しているのが「ダンシングクラブ」です。新宿に1号店ができて足を運んだ「手づかみシーフード」のお店。

手を汚して食べるというエンタメも体験できて、それでいて新しい。現地に足を運んでわかったネタ作りでした。

余談ですが、洗面台で手を洗った後に乾かすのがダイソンのハンドドライヤーで、新しい「乾かし」体験ができたのも印象的でした。

食は生きる上で大切な行為です。食事をしないと生きていけない。だけど、食べるものを何となく選ぶのではなく、自分の身体に向き合ったり、自分自身のネタにするために食べ物を選ぶ。こうした食事の積み重ねが感性を研ぎ澄まし、オリジナリティーが形成されていくんです。

「現状を打破したい!」「もっとステップアップしたい!」とモヤモヤした日々を送っている方は、まず食事を変えてみることをオススメいたします。

Text / Kimihiro Kimura