写真付きのかろやかな報告・共有が習慣

いただきものを食べたり飲んだりするとき、その様子を写真に撮って相手に送ることが多いです。

(出かける直前に慌てて食べたり、パートナー宅で食べたりしたときは、写真を撮り忘れて送れない……ということもあります)

「あなたからのいただきもの、確かに食べましたよ!」と“証拠”を示したいわけではなく、この写真を見せると「相手が喜んでくれるだろうなあ」いう想像に基づいた行動です。

相手が作ってくれたり、買ってきてくれたり、選んできてくれたりしたモノ。そこには何らかの想いがあります。

私はありがたくそれを受け取り、食卓に並べています。もちろん、飲食以外のモノであることもあります。

ただ、食べたり飲んだり使ったりした後、感謝を伝えたい。シンプルにそれだけです。

昨日は友人からチーズケーキをいただきました。夕食後の楽しみとして取っておいたデザート。

1ピースをつまんで手で食べることもできたし、小皿に乗せる選択肢もありました。でも、あえて、おしゃれっぽく盛り付けることに。

プレートに乗せて、自家製のプルーン赤ワイン漬けを添えて、食事時から飲んでいた白ワインとグラスを背景にしました。それを写真に撮り、LINEでお礼と共に送付。

「そんなふうに食べてくれてうれしい!」と喜んでくれた様子でした。とびきり美味しいケーキをお裾分けしてもらった私も大喜びの夜になりました。

ちょっとした報告・共有ですが、相手が喜んでくれるならしたい。そんな気持ちで続けている、ささやかな習慣です。

Text / Sonoko Ikeda