福岡行ったら再び食べたい「E-ji&co.」のクリームパン

2年ぶりに引っ越しをしました。

荷物搬出の前々日くらいにふと頭に浮かんだのが、「冷蔵庫の電源を切った後、冷蔵しておきたい食べ物をどうするか?」でした。

搬出当日の朝食に、平尾「ブーランジェリーパティスリーE-ji&co.」のクリームパンを食べようと決めていたからです。

友人から「E-jiのクリームパンは頼んだらその場でクリームをパンいっぱいに詰めてくれて、すごく美味しい。一度食べてみてほしい」と聞いていました。

なんとかギリギリ前日に買うことができて、思いがけないずしっとした重さからも、幸せに満たされます。

(別の日の午後、店に行くと完売になっていました。人気商品なので取り置き依頼するのが確実なようです)

「冷蔵して早めに食べてください」と言われている商品。しかし、目安として搬出の12時間前には冷蔵庫の電源を落としておく必要があります。

前日の夕食にはほかに食べるモノがありました。さて、どうするか?

ほとんどの人にとってはどうでもいい話ですが、食への執着が強い私には一大問題です。向き合いたい課題。

だからこそ、こんなテーマで記事を1本書けてしまうのです。良くも悪くも、ですね。

すぐにひらめきました。ベランダに出しておけばいい、と。

一般的に、冷蔵庫の温度は2〜5℃に保たれていて、我が家の冷蔵庫は5℃。

対して、その日の福岡は、夜間の気温が2℃になっていました。夜は冷蔵庫よりも外の方が寒い日が多い冬です。

それなら外に出しておけば十分に冷えるではないか、という発想です。

空いているプラスチックの箱にクリームパンを入れてベランダへ。エアコンの室外機から放出される空気が当たらない場所へ置きます。

その日は一時的にエアコンをつけていましたが、箱を置いてしばらくして消しました。ベランダは十分に冷えた状態となります。

翌朝、クリームパンは冷たく、冷蔵庫に入れていたのと遜色ない状態でいただくことができました。

クリームがずっしり、ぎっしり、みっちり。隙間がないほどに詰められています。それでいてシュークリームではなく、詰められているのはパン。

また味わいたいクリームパンでした。平尾「ブーランジェリーパティスリーE-ji&co.」は4〜5回買い物をしただけですが、魅せられていました。

福岡で未訪問の方は行ってみてください。笑顔になれる美味しさで芸術のように美しいパンと洋菓子が、安くはないけれど高くはない、持続可能な金額で購入できます。

 

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(クイニーアマンも美味しい)

新しい本拠地、豊中でもE-jiのような贔屓にしたい店と出会いたいです。

Text / Sonoko Ikeda

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