1階暮らしの寒さ対策にダンボールが重宝

ダンボールという素材の温かさに感謝する今日この頃です。

きっかけは、引っ越して1階に住み始めたこと。18歳まで住んでいた実家は2階建ての一軒家で、実に20年ぶりの1階体験となります。

驚いたのは床の冷たさです。

使用している木材の関係もあるかもしれませんが、実家の床よりも遥かに冷えているというか、靴下1枚で過ごしていると底冷えするような感覚がありました。

一般的な賃貸物件で床暖房はついていません。30年以上前に建てられた実家にも床暖房はなかったものの、それでもこの物件より暖かったような気がします。

足の裏を通じて床から冷気を吸い上げているイメージ。状況を想像するだけでも冷えてきます。

そこで活用しているのがダンボール。空気層を作ることから断熱効果が期待できると言われます。熱伝導率の低さが特徴です。

これまで使用済みのダンボールはとりまとめて、週末ごとに資源回収拠点へ持参していたのですが、新居ではきれいなモノや引っ越し時に余った未使用のモノを一部残して使っています。

まずは、窓の床から50cmくらいのところまで立てかけて、暖めた部屋から熱が逃げにくいようにしています。

見た目が気になるので、自分の目に触れる面は内側の無地。ベランダがあるため外からは見えません。

スタンディングワークをするデスクの下にも小さいモノを敷いて、その上に立っています。1枚敷くだけでも十分な暖かさです。

ただ、永久に使えるモノではありません。蒸れやすい状況、濡れてしまうなど、使い方によってはダニの温床にもなるので、こまめに取り替える必要もあります。

荷物が届いたら、じゃまにならない程度にダンボールをストックしておいては取り替え、部屋の保温に有効活用していきたいと考えています。

Text / Sonoko Ikeda