決断したら心と行動が変わる-食生活のケース

食いしん坊万歳な私が、まるで人が変わったかのように、食習慣にルールを設けました。

・朝はプロテインを豆乳orアーモンドミルク100ml+甘酒100mlで割る+フルーツ
・昼は家で玄米・卵・納豆・トマト・味噌汁などの粗食(誰かとの外食は別)
・夜は動物性たんぱく質+野菜中心、玄米なし。外食のときも炭水化物(米、麺など)は避ける

3日続けると30日続けられるといわれます。4日続けられたので、1ヶ月続けられると思います。

ここ何年も、一切制限のない「好きなモノを食べる・飲む」自由な食生活を送ってきました。

朝は冒頭のメニューと近しいモノを摂っていましたが、それに加えてお菓子を食べていたり、昼は近隣開拓と称してそのほとんどを外食したり、間食もし、夜も炭水化物を必ず食べて、という具合。お酒も飲みます。

食事は豊かな楽しみのひとつであり、私は自分の体型を売りにしていないので、食事に制約を持たせたくなかったのです。

しかし、そこまで自由にし過ぎていると、自分の身体が理想とは違う方向にいっていました。

「引き締めよう。そのために食事を変えよう」。あるとき、そう決めました。

決断できたきっかけは、夜に外食していて、焼き鳥と焼き野菜だけを食べて、締めの炭水化物を食べなかったこと。

炭水化物大好き人間としては、締めに米を食べないなんてあり得ない、と考えるほどでしたが、その日はゆっくり食事をしたせいか、満足感があって「これ以上食べなくてもいい」感覚でした。

その気づきをきっかけに、翌日から夜も茶碗一杯食べていた玄米をナシにして、なるべくよく噛んで食べると「ちょうど良い」と実感。

(普段は10回くらい噛んですぐ飲み込むんです。これは良くない)

それからは強い意志を持たなくても、冒頭のルールのもとで動けています。ストレスもありません。

人間は決めたらここまで変われるんですね、と我が事ながら驚いています。

プロテインは元々摂っていましたが、甘酒を少量入れると腹持ちがいいと知人から聞いて、米麹と水で作った甘酒を加えてみたら美味しく、糖質の満足感も得られます。

トレーニングは尻と脚・背中・肩と胸の3分割にし、毎日ジムに通っているので、こうして食事を整えたら理想に近づいていける気がします。

何が自分の心と行動を変えるきっかけとなり、人生が動いていくかは分かりません。

そして、「思い立ったが吉日」という言葉は間違いなく、すぐにでもできることは、これからも決断したその日から始めていきたいです。

Text / Sonoko Ikeda