「なりたい身体」を具体化・言語化する

ここ3週間ほど、身体のラインをととのえる習慣をつくっている最中です。

(それまでもトレーニングはこの1年、週5〜6でしていたのですが、食事については一切コントロールせず生きていました。その在り方を変え、なりたい身体をつくる食事へと切り替えました)

そんななか「理想の身体とは?」「私がなりたい身体とは?」を考えていました。

具体的には、現在の53〜54kg地点から1ヶ月に1.5kgずつ絞る計画です。

6月には起き抜けの体重を50kg台(体脂肪は現在の15〜16%から1%減)に着地させることを数値目標として置いています。

「きれいな身体になる」「メリハリをつくる」といった抽象的な目標は達成しづらいので、当然ながら具体に落とし込む必要がありました。

ただ、ボディメイクは体重・体脂肪(数字)がすべてではありません。数字だけにとらわれるのは意味がないと考えています。

数字的には重たくても、要所要所に筋肉の付いたメリハリのある美しい身体でいる人もいます。

なので、数字とは異なる具体性を持ったイメージを考え、言語化することにしました。

<なりたい身体(=トレーニング強化ポイント)>
・立体感のある肩、背中
・引き締まった上腕三頭筋
・胸鎖乳突筋が際立つ首
・鎖骨の浮いたデコルテ
・立体感とハリのある胸(大胸筋)
・逆三角ラインで曲線的なくびれのある背中
・薄く腹筋の浮いたお腹
・高さと丸みを両方持ったお尻
・太ももの不要なハリを取り、厚みと幅を削ぎ落とした脚

食事内容を変えて腹八分目にして、トレーニングも強化部位を中心に、より意識を集中して行うと、わずか3週間でも身体は明らかに変わってきます。

これまで好き放題食べて飲んでいたときは、体重は今とさほど変わらなくても、お腹周りに厚みが出ていて、「好きな身体」とはほど遠い状態でした。食後は妊婦さんのような見た目に。

しかし今、お腹は薄くなりつつあり、わずかに腹筋も出てきました。

一時期は見えづらくなっていた鎖骨も存在感が出てきて、自分の好きなパーツを取り戻せた喜びを感じています。

身体には「その人」が現れると考えています。「生活は体型に出る」とはよくいわれますが、いざ自分の身体を実験対象にしてみると、その通りだなと感じています。

もちろん、他人の体型をどうこう言うつもりはありません。ただ、私は自分の在り方を一定程度コントロールして、それを体型という“手段”でも表現したいと思いました。

それは言い換えると、身体に「私がデザインして実践している生活」を反映させることでもあります。

健康的な筋肉や肌、爪、髪の毛をつくる食事をして、毎日何かしらの運動やトレーニングをして、できるだけストレスを溜めず、良質な睡眠をとり、たくさん笑って、仕事でもプライベートでも好きな人々と関わって生きる。

そんな暮らしを送る中で、理想の身体へと近づけていって、適宜アップデートもしていくつもりです。

好きな身体の維持にGOALはなく、そのための習慣に終わりもなく、ただ心地よく続けていきたいと思います。

Text / Sonoko Ikeda