財布に「2枚以上」入れておくと安心なモノ

小銭をたくさん持っていると財布やバッグが重たくなりますが、100円玉は常時5〜10枚は持っておくよう努めています。

100円玉はわりと出番が多いというのに、うっかりな私はそのことを忘れて、きれいさっぱり使い切ってしまうこともありますが……。

たとえば、こんなところで100円玉を使います。駅や美術館・博物館などのコインロッカー、駐輪場、駐車場などなど。

100円玉が必要なときに限って、100円玉がすっからかんとなり、両替もできないとなると、手近なコンビニやスーパー、自販機などで、現金でモノを買うことで、お札を崩さなくてはなりません。

これがいやなのです。私は一定程度お金を使うわりに、「必要と感じないモノやサービスに対しては、1円たりともお金を使いたくない」という考えを持っているから。

欲しくないモノを買いたくないし、不要なモノを増やしたくない、という強い思いがあります。

だから、100円玉欲しさのために、何かを買わなければいけないシーンに遭遇すると、楽しいはずの買い物がまったく楽しくなくなります。義務的な買い物、になってしまう。

そんなのはモノに対しても失礼だし、私自身もいい気がしないので、100円玉はできるだけ保有しておきます。

たとえば、スーパーや郵便局ではカード決済と決めていますが、財布に100円玉が減ってきたときは、あえて現金で払って100円玉を確保する、というように。

現金のみ使えるお店も日常的に利用しているため、そんなお店のためにも100円玉は取っておきます。

相手方も100円玉を欲している雰囲気があるので、大きなお札はなるべく出さずに、合計額に近い金額で払うよう心がけています。

なにかと必要な100円玉。財布を持ち歩いている人は、財布に最低2枚(1枚使っても予備があるように)は入れておくと「良かった」とほっとする瞬間があるはずです。

Text / Sonoko Ikeda