世界でも珍しいエビとカニの水族館

家族でお出かけするとき、日帰りでも泊りでも何かしら目的となるスポットがあるのだが、私はよく水族館をお出かけの「メインイベント」に据える。天候にも左右されず、何回連れて行っても飽きないのが素晴らしい。

水族館は年齢関係なく楽しめることができて、 家族や夫婦、デート、1人、友達などさまざまなシチュエーションにぴったり合うのが魅力だ。また魚が泳ぐ姿、かわいい水生動物とのふれあい、イルカショーなど見るもの全てが癒しになるのもいい。

うちの家族は関西在住なので、その近辺の水族館はほとんど制覇している。

海遊館(大阪)、京都水族館(京都)、鳥羽水族館(三重)、京都大学白浜博物館(和歌山)、伊勢シーパラダイス(三重)、イルカ島(三重)、串本海中公園(和歌山)、ニフレル(大阪)、和歌山県立自然博物館(和歌山)、太地町立くじらの博物館(和歌山)。

中でもおすすめなのが和歌山県すさみ町にある「すさみ町立エビとカニの水族館」。廃校になった中学校の体育館を再利用しているエビカニ専門の水族館である。

館内にはエビやカニを中心に約150種の甲殻類を展示していて、中には日本ではここで見ることができない「イースタンロックロブスター」や世界一大きなエビと言われている「アメリカンロブスター」も見ることができ、所々に見ていて飽きさせないアイデアや企画も充実している。

ウミガメの餌やり、生き物に触れることができるタッチプールや保育施設や養護施設、祭り会場に出張する「巡回水族館」やショッピングモールやイベント施設を使って仮設水族館を立ち上げる「移動水族館」といったイベントも行っている。

またエビとカニの水族館は、道の駅すさみに併設されていて、水族館を楽しんだ後は地元のお土産・食事・買い物、温泉を楽しめるのも魅力。

個人的には道の駅に併設している「南紀すさみの恵み食堂・蒼海」にある特選干物定食(一人前 1,480円)はおすすめ。

日本全国にはさまざまな種類の水族館があるが、エビとカニに特化した水族館は日本だけではなく世界でも珍しい。

この記事をご覧になった皆さん、もし和歌山の南紀にお越しの際はこちらのすさみ町立エビとカニの水族館に是非、お立ち寄りください。

Text / JustNihon

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