「問題の抽象化」ができれば生きやすい

「問題を抽象化できていた」と他社の方からうれしいコメントをいただきました。

ある特定の問題を抽象化すると、その周辺にある複数の問題解決につながることがあります。

先日読んだ澤円さんの『メタ思考』でも、そんな言及があったのを思い出したので、引用しておきます。

「俯瞰的なモノの見方、考え方」を提案した1冊で、視野が狭くなるときがあるのを自覚する、私のような人にも手に取ってほしい本でした。 

さまざまな問題に対して、「要するにポイントはこういうこと」と抽象化し、言語化できるようになると、顧客に対して汎用性のあるアイデアを提案することができて、より多くのビジネスチャンスをつかめるようになるはずです。

『メタ思考』P119より引用 

さて、冒頭の他社というのはEXIDEAのことで、先日同社がサンカクで開催したオンライン勉強会「SEOでユーザーの“インサイト”を掘り起こす|最高の1ページを創るためのゲームチェンジャー理論とは」に参加したのです。

目的はグロースハック、ゲームチェンジャーに関する学びを得ること、まだ出会っていない面白い企業や人を知ること、挑戦の機会を手にすること。 

こういうワークをするのは「対面が一番!」と考える私ですが、この日はオンラインで夜の約2時間半、インプットとアウトプットに集中しました(内容の公開はNG)。 

ノートにはたくさんのメモが残っています。すべて、今もありありと思い出すことができて、参加して良かったなと今も思います。

無形のコンテンツ・サービスか有形のプロダクトかに関わらず、変わらない思想として「どうすれば使う人の幸せを最大化できるか」を置いてモノづくりをしたいし、それを体現している企業の製品・サービスを使いたいと改めて考える機会にもなりました。

これからも「今の自分に必要」「心引かれる」「気になる企業や人が関わる」勉強会やセミナーには積極的に参加していきます。

Text / Sonoko Ikeda