浜中町での日々を振り返り+これからやることの話

12月4日から8日まで、北海道厚岸郡浜中町に滞在していました(移動の関係で+前後1日ずつ釧路駅に滞在)。

浜中滞在の理由は「浜中ワーケーションステイ」(経産省補助事業)という職住体験ツアーへの参加です。

参加前は「浜中町ってどこ? 何があるの?」くらい、浜中について無知でした。

多様な場所から集まった、年代も仕事もいろいろな16人のメンバー、本PRJ運営の皆さんと、4泊5日に渡って生活を共にし、浜中を動き回りながら少しずつ知っていきました。

協調性のない私は、団体行動や集団生活、組織、大勢の人がいる宴会とか「超」を10個くらい付けたいほど苦手なのですが、今回はそこにいる人々が良くて、振り返るととてもいい時間でした。

話していて「合う!」「“現実”に帰っても会いたい!」「また浜中に会いにいきたい!」と思える人たちがいました。

同じ宿に泊まったメンバーの結束も諸事情で固くなり(笑)、あの日々が楽しかったです。

浜中での経験やそこで得られたモノ、コトについては、細かくアウトプットしていきたいと考えていますが、今日は未来につながる総括的な話をします。

最終日、5日間の活動や今後それを受けて、どんな展開をしたいかを総括するプレゼンを一人ひとり行い、私はまず浜中の魅力を5つ挙げました。

うちひとつ、今回最大の魅力に感じたのが「霧多布湿原」です。

今まで湿原について考えたこともなく、保全という考えもなく過ごしていました。

しかし、湿原という豊かな自然たちによって構成され、保たれている場所を知って、湿原についてもっと学びたいし、湿原には観光・レジャー・アクティビィティに限らない可能性が眠っている、と確信したのです。

▼早速注文した湿原に関する本たち▼

今回結びつきを得られた浜中の方々、運営の方々とも連携して、湿原を一要素にしたPRJを作っていきたい。

プレゼン後半、浜中で実行したいことを3つ挙げた中で、湿原の活用にまつわるアイデアもとてもざっくりですがひとつ挙げています。

こんな貴重な機会への参加メンバーのひとりとして選んでいただけたこと、関係者の皆さんのおかげで、浜中での日々を忘れられない大切な思い出にできたこと、これからも関わりを持とうと思えたこと、豊かな出会いがあったこと……ありがとうございました。

次はひとまず、初夏の浜中に行きます。「花の湿原」や緑溢れる湿原を見たいから。

「このワーケーションステイ、面白そうだな」と直感し、即エントリーして大正解でした。

「少しでも心が動いたら、身体を動かす」。この在り方は今後も私の行動指針としてぶらすことなく生きていきます。

Text / Sonoko Ikeda