「ネット注文」をやめるモノたち

炭酸水や豆乳、ココナッツミルク……「スーパーで買うと重たく、持ち運びが大変なもの」をネットで注文していましたが、今ある在庫をもって、ネット注文をやめます。

必要なときに近所のスーパーで買うことにしたのです。

500mlペットボトルの炭酸水は、大体いつも1箱24本入りを買っていましたが、賞味期限までにすべて飲みきらないことが多かったから。

多少期限を過ぎても気にせず飲んでいましたが、炭酸水が好きとはいえ、1日1本飲むわけでもなく、まったく飲まない日もあって、買い込む必要はないと感じました。

豆乳は1リットルパックで、1箱6本入り。主にプロテインやコーヒーに入れて飲みますが、2拠点生活をしていると、すべてを消費するのが賞味期限ギリギリに。

炭酸水同様、飲まない日もあり、なかなか減らないことから、スーパーで1リットルパックを都度買えばいいのでは? と考えました。

ココナッツミルクは、ひとり暮らしにちょうどいいミニサイズの缶を見つけて一度購入しましたが、こちらも使う機会が限られていて、なかなか消費できずにいました。

ココナツミルク

外食の機会が適度にあり、いただきものも多いと来て、1日1回自炊するかどうかの頻度だと、レギュラー食材とはいえないココナッツミルクの出番はとても少ないのです。

そんなわけで、これらはネットでまとめ買いするのをやめて、近所のスーパーを「準冷蔵庫」のように見立て、必要になったら買いに行くことにします。

あまり消費しないのに、キッチンの棚に並べて収納しておくのも、スペースの無駄使いというもの。

それに、私が理想とする「身軽な生き方」とは程遠いともいえます。

災害のような緊急事態に備えて、飲料水は2リットルペットボトルを10〜15本ほど、常に確保していますが、それ以外の嗜好品的な飲料は常時多く持つ必要はないでしょう。

ネット注文をやめることで、環境にもメリットがあります。さまざまな輸送コストもかからず、段ボール箱を使うこともありません。

「身の丈に合っているか」「自分の生活にしっくりくるか」を考えながら購買活動をしたいものです。

Text / Sonoko Ikeda

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