「トレーニングをしている」という事実は、同じくトレーニングが日常にある人との距離感をぐっと縮めます。
先日、福島(大阪)で知人と食事をしました。
会話の中で「今日、福島駅から来ました?」と聞かれ、「いや、福島のエニタイムフィットネスに寄ってから来ました」と答える私。
エニタイム会員の私はチャンスがあれば、その日の目的地の近くにあるエニタイムでトレーニングをしています。
1月までは高砂店(福岡)、2月からは阪急豊中駅前店が拠点ですが、日によっていろいろな場所へ行くので、「エニタイム巡り」と称して、違う場所で気分を変えることで、自分を飽きさせない工夫をしているのです。
すると、「エニタイム? トレーニングしてるんですね!」とうれしそうなその人。「えっ、私がトレーニングしてるって知っただけで、そんなハッピーな顔する?」と笑ってしまいました。
次回ごはんをするときは、エニタイムで合トレ(合同トレーニング)しようとの話になり、効果的なトレーニングや美味しいプロテイン情報、食生活で気をつけていることをシェアしてくれるなど、共通のテーマで盛り上がりました。
別の事例もあります。
以前、某社長の会社へ取材で伺ったとき、数時間の待ち時間があったので、社長にトレーニング器具を貸していただけないかと図々しく伺ったところ、喜んで貸してくださったことがあります。
私がときどきトレーニングに関して投稿したり、社長からトレーニング情報をいただいたりしていたこともあり、私のお願いは社長には「池田さん、最高!」と思っていただけたようでした。
その後、また別の取材で伺ったとき、社長と合トレできる機会がありました。経営者として尊敬する要素がたくさんある社長と共にトレーニングするのは、上質な時間に感じられたのを覚えています。
アスリートレベルに鍛えている社長のしていることをその場で見て、言語化してもらえることもあり、自分にとって理想の身体をつくりあげている人とのトレーニングは勉強になるなと感じたものです。
トレーニングをしている→健康でありたい、身体を動かすのが好き、という想像も生まれるので、合トレに限らず一緒に何かアクティビティをしよう、と展開する未来もあります。
いい形に運んでいくことが多いので、これからもトレーニングでのつながりを大事にしていきたいと考えています。
Text / Sonoko Ikeda