「コーヒーはカフェで」思考にとらわれない

今日は「自分の中の常識を疑っていこう」シリーズ、第一弾です。

外出先でコーヒーを飲みたくなったときの話。

外でコーヒーを飲みたいなと思うと、カフェに入って落ち着いて飲むのが自分の中の常識というか、その状態を求めてごく自然と身体が動いていました。

先日、その常識が見事に崩れました。もっと正確に言うと、崩すことができました。

週末、大阪市内(淀屋橋〜梅田)を歩いていたときのことです。身体がカフェインを欲していたので、カフェを探すモードに。

あとになって、道中で目についた「ホリーズカフェ北新地店」に入っておくのが正解だったと気づきます。

曽根崎通の北か南かで人の多さは激変するからです。北新地エリアのカフェはまだ空席がありますが、梅田に近づけば近づくほど激混みで、梅田は本当に大都会なんだなあと改めて思います。

諦めきれずに、1駅先の中津まで歩きました。このとき「カフェで飲むコーヒー」への並々ならぬ執着心を持っていた自分が恐ろしいです。

中津でカフェを1軒見つけたものの、喫煙可能店だったので入店は断念。私はたばこが好きではありません。

諦めて中津駅近くのファミリーマートでアイスコーヒーを買い、イートインコーナーで飲みました。

このとき、深く実感しました。「コーヒーに満足した」「コーヒーを飲むという目的は達成した」と。

次に、なぜ自分は外でコーヒーを飲もうとしたとき、カフェに入るべきだと決めつけていたのだろうかと、自分の中に根付いた常識を疑いました。

「頑な」「行動を制限している」といった思いも同時に湧き出てきました。

ひとりでコーヒーを飲むなら、イートインコーナーがあればコンビニ内で飲めばいいし、なければ買って外で飲めばいい、といった新たな行動様式も出てきました。

コンビニでは1杯100円程度ながら美味しいコーヒーを飲めます。いろいろ飲み比べていると、ローソンとセブン-イレブンのコーヒーが好みです。

もちろん、今までもコンビニで100円前後のコーヒーを買って飲む機会は稀にありましたが、これからはその機会が増えそうです。

「自分の中の常識を疑っていこう」シリーズ、自分を柔軟化していくために、定期的にやっていきます。

Text / Sonoko Ikeda