荷物を軽くする、ささやかな工夫

「かろやかに」を人生におけるキーワードにしています。

心身はもちろん、人間関係、所有するモノなども、極力かろやかにしておきたいのです。

モノといえば「荷物」もそのひとつ。重たい荷物と軽い荷物なら、当然後者を持ちたいところ。

いくら鍛えているといっても、日々の移動に関わる荷物で鍛えようとは思いません。軽い荷物の方が歩きやすいのは当然で、歩きやすい=身体を効率よく使えている、ということでもあります。

なので、状況的に叶わないときもありますが、荷物はできる限り軽くしようと試みています。

たとえば、ジムに行くとき。リュックの中身はこんなラインナップです。

・500ml〜1Lの水を入れたボトル(外でわざわざ水を買いません)
プロテインのパウダーだけ入れたプロテインシェイカー
パワーグリップヒップ用チューブなどのトレーニングアイテム
・ハンカチ
・ジムウェア
・汗をかいたウェアなどを入れる袋
・前髪を留めるピン
・エコバッグ
日焼け止め
リップクリーム口紅
・財布

大阪市内に出かけて用事を済ます前後に、トレーニングをすることもあるので、このほかにも日によってはPCやタブレット、本、ノート、ペン、コスメなどが入っていることも。

そんな日は荷物が重くなりやすいです。だからこそ、重量を軽くしたいし、嵩張るモノもなるべく持ちたくありません。

とくに、これからの時期は「汗拭きシート」が必須になります。ジムでシャワーを浴びずに、そのまま帰るときは汗拭きシートの出番。

しかし、市販の汗拭きシートはパッケージが7〜8cmくらいと厚みがあり、持ち歩きには適していません。

1回で使うのは1枚なので、全部持ち歩く意味がないんです。むしろ、1枚持ち歩けば十分で、予備として+1枚ほどあればOK。

誰かと出かけるなら予備を含めて3〜4枚持っておけば良いでしょう。それでも丸ごと持ち歩く必要はないはずです。

そう考えているので、ジムに行くときは洗面所に置いた汗拭きシートのパッケージから1枚取り出して、チャック付きのクリアな袋に入れてリュックへ。

これなら軽いし、嵩張ることもありません。些細なことですが、こういう細かいことを積み重ねて、「かろやかに」を理想の形へと持っていきたいものです。

Text / Sonoko Ikeda