2024年4月25日〜4月29日の日記

※この日記は電子書籍orZINE化を目的に、2024年1月1日より綴り始めたものです。5日ごとに掲載します。

4月29日(月)

午前、南船場にあるパーソナルジム「navis」へ。確か「お尻 トレーニング パーソナル 大阪」のような検索ワードで辿り着き、メソッドをつまびらかにWebで明かしているところに「!」となり、ほかのジムとの明らかな差分を感じて、体験申し込みをするに至った。どこかピンとくるところがあったというか、「いい意味で変(変わっている)」と感じて惹かれたのだった。

オーナーでトレーナーの西原直樹さんは飄々としている。西野亮廣さんみたい。ただ、知識を余すことなくシェアしてくれて、福岡時代にお世話になった友人でカイロサロンオーナーの篠原望さんに似ていると感じた。出し惜しみしない人である。そして、熱量が高いのも共通している。

私が申し込んだのは美尻トレーニングプログラムの体験だったけれど、美尻になりたいからといって尻トレだけしても効果はなく、全身が関わってくるため、全身の関節をできる限り多く動員した日常動作を教わる。立ち方、座り方、座りからの立ち、歩き方に至るまで。ヒップリフト、スクワット、バックエクステンションなど、いわゆる筋トレメニューも少々。

西原さんの教えを受けたいなと初回で感じた。通いやすいように、学びの場として来てほしい、という思いで入会金もない。都度払いやチケットで通える良心的なところもいい。

トレーニング後のランチは、あらかじめ目をつけていた南堀江「ジュディ カフェ」へ向かう。目当てはサラダバー。メインで肉か魚を選べるので、もちろんたんぱく質も摂取できる。白身魚のグリルが美味しかった。トマトや果物も置かれていて、食後のコーヒーも飲めてお得感がある。

食後は同じく南堀江の「桃太郎JEANS 大阪店」へ。「デニムを育てている」デニム愛好家の友人から「一緒に育てよう」と囁かれ、その影響を受けてデニムへの関心が高まり、上質なデニムを買いにきてみた。スリムなタイプを買う予定で来たけれど、試着してみるとワイドのほうが欲しくなる。

股上の深い方が包まれている安心感を得られるだけではなく、スリムなタイプといえば、ヒップが上がるコロンビアデニム(プッシュアップジーンズなどとも呼ばれる)を3本も持っている。というわけで、この日はワイドめなデニムを購入。スタッフさんが感じのいい人ばかりで、英語も流暢で外国人観光客への対応も洗練されていた。運営会社は岡山・児島にあるジャパンブルー。岡山に帰省したときに本店にも行きたい。

裾上げを10分ほどでしてもらい、機嫌よく買い物を終えた後、桃太郎JEANSから徒歩3分のところにあるエニタイム四ツ橋店でトレーニング。navisから1.5〜2km圏内のコンパクトで効率的な移動ルートを作り上げることができて満足。それにしても南堀江は楽しい。深掘りしたいエリアになった。

夜、風呂上がりにデニムを穿く。きれいなライン。毎日清潔になった身体で2〜3時間穿くのを2ヶ月ほど続けてから外デビューの予定。友人のやり方に倣う。

4月28日(日)

午前に2本打ち合わせ。のんびり昼食をとって、昼過ぎから出かける。大阪モノレールで千里中央駅まで行って、箕面船場阪大前駅近くにあるライフスタイルショップ「about her.」まで1.5kmほど歩く。行きは坂道が長い。なかなか暑くて、長袖で着たことを後悔する。

ここには2Fのセレクトショップで、岡山・児島発のブランド「SETTO」の服を見たくてやってきたようなもの。ほかにもおしゃれなブランドの服が並んでいて、見ていて楽しいけれど安易には買わない。フロア全体をぐるっと見た後は、1Fのカフェで1時間弱、資料作りをして過ごす。

帰りはエニタイム巡りとして、2回目の箕面船場店。3月23日、北大阪急行電鉄南北線が開通した日、Mちゃんと箕面萱野駅まで行った帰りに立ち寄り、「もう来ることはないと思う」と日記に書いていたけれど、意外にも再訪。しかし、箕面船場には今日みたいに滅多なことがないと来ないので、3回目は本当にないような気がする。

帰りも千里中央駅まで歩き、1日の歩数は9,500歩を超えた。結構いい感じに歩いていて、運動量もキープできている。金曜からの出張から帰ってきたタロが、刻んだネギとピーマンたっぷりの出汁でいただく豚しゃぶを作ってくれた。久々に食べたこの鍋料理、本当に美味しくてたまらない。

4月27日(土)

朝4時45分起床。6時50分新大阪発の新幹線に乗り、岡山を経由して高松に向かう。目的は「整体サロンRYUGI」での施術。梅田から高速バスでも行けるのだけど、行きは少し時間短縮できる電車+新幹線にした。

3時間たっぷり施術を受けて大満足。施術師の橋口さんは私にとってゴッドハンドである。ゴリゴリになっていた筋肉が見事にときほぐされてやわらかくなり、全身が軽くなった。

帰りは高松中央インターまで送迎していただき、高速バス。3時間で梅田に着く。帰り道、中津のセレクトショップに寄るも、目的の品は置いていなかった。徒歩不足だったので、まあまあ歩けたことを良しとする。

夜はぐらを入浴させた。肌荒れがひどくなっているので、風呂上がりにブリーダーさんに教えてもらったカモミールティーに浸した温かなガーゼで全身を拭く。治ってほしいと願う。

4月26日(金)

朝から服部天神のシェア畑へ。夏野菜の植え付けに関する講習会に参加して、やり方を見せてもらった後、自分のウネに苗や種を植える。ベーシックなラインナップで、茄子とピーマン、ミニトマト、枝豆。苗は全て支柱を立てた。

野菜界では「コンパニオンプランツ」と呼ばれる、人間でいうと「相性のいい人」の組み合わせが存在する。ミニトマトのそばにはバジルの種を、茄子のそばにはマリーゴールドの種を植えた。

トマトは乾燥が好きで、逆に水気が多いのを嫌うけれど、バジルを近くに植えることで、水分を欲するバジルが水気を吸収してくれるのだそう。マリーゴールドは、センチュウという害虫の被害を抑える効果があるという。枝豆の種は鮮やかなブルーでびっくりしたけれど、後で調べてみると着色剤でコーティングされただけだった。

ランチはタロと緑地公園の「一豊」へ。シェア畑まで迎えに来てくれたタロと自転車で向かう。いい運動。魚介をたっぷり食べたいときはまた一豊に来たい。豪華な定食で2食分以上の魚介を食べた気がする。本当に美味しかった。

タロは「その子さんに美味しい魚を食べさせることができてうれしい」とニコニコしている。私に美味しくて栄養のあるモノをごちそうするのがタロの喜びらしい。愛されているし、大変気前のいい人だなと思う。

帰りに緑地公園内を通ると、乗馬をしている人が70〜80人くらいいる。緑地公園内には乗馬センターがある。建物の中に入ってみると優雅な時間が流れている。平日昼間に乗馬を楽しめる余裕のある人々が多い地域。さすが、富裕層が多く住む豊中。

私たちは乗馬に興味はなく、単に馬を眺めるのがワクワクするので、近々競馬場に行って一人1,000円までと上限を決めて競馬をやってみることにした。競馬場グルメを味わうのも楽しみ。調べてみると、自宅から3kmほど先に園田競馬場があった。こんなに近くに、と驚いた。連休中にレースをしているから、そこが候補。尼崎市にほど近い豊中エリアに住んでいることも発見だった。

帰路、曽根のケーキ店「la Fete」に寄り、タロがおやつとしてケーキを買ってくれた。ボディメイクに注力するこのタイミングで食べるのはどうか……と最初は葛藤を抱えていた私だけど、店内でケーキを眺めるうちに「ひとつ食べたい!」となった。1ヶ月甘いモノを食べていないし、今日はふたりで食べるから特別に解禁。自宅でアイスコーヒーと共にいただくと、実に美味しいケーキだった。満たされた。

MTGをふたつした後、夜はエニタイム阪急豊中駅前店。ケーキ分を少しでも消費しようと、クライム的な有酸素を15分入れて、150kcal消費する。食べたら動く。それでいい。制限しすぎると人生楽しくないから。

4月25日(木)

昼前、IDEAL豊中桜塚店で1ヶ月ぶりのトリムカット。からのエニタイム阪急豊中駅前店へ。夜は予定があるので、変則的なスケジュールで動く。

18時半前に自転車で出発し、小路駅(大阪モノレール)が最寄り(といっても駅から10分ほど歩くようだけど)「Dining IKINA」へ向かう。目的はTNN豊中報道。2の「読者ミーティングツアー2024」Vol.2への参加。

豊中市に暮らし始めてから、気になる店の名前でググると、TNNの記事が上位にヒットすることが多く、豊中にこんな影響力のあるローカルメディアがあるんだ、と知ったのが媒体との出会いだった。

ときどきサイトを覗きに行っている。そんな中で見つけた読者ミーティングツアーのお知らせ。ちょうど公開日だった。運命を感じてすぐに申し込んだ。何か縁ができればいいな、というライトな感覚。参加してみると、ガチ豊中勢が数人。豊中の地理に関する歴史的知識がハンパない。

社長で編集長の徳ちゃんが面白い人だった。そして、Dining IKINAの料理がすべて美味しくて感動。今度タロとふたりで行きたい良き店。

Text / Sonoko Ikeda

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