固定観念というのは恐ろしいものです。「〜〜は〜〜である」という思い込みは、それ以外の選択肢をなくすのですから。
たとえば、私は「お金は稼ぐもの(そして、そのお金を投資に回すもの)」と考えていました。
買い物にしても同じです。たとえば「自転車は自分で買うもの」というように。
そんな私に「望んだモノ・コトが降ってくる」ことを教えてくれたのは、福岡に暮らす友人のひとり、スマイリーナENAさんでした。
(とても素敵な考えを披露してくれる方です。そんなENAさんの音声配信もありますのでぜひ聴いてみてください)
ENAさんとそのご家族とドライブしていたとき、ENAさんは「お金や土地が降ってきた」自身のサロンに集う方々の話をしてくれたんです。
その人たちは欲しいモノ・コトを具体化し「降ってくる」「自分のもとにやってくる」と強く思っていたそう。
結果、百万円単位の大金や望んだ土地が手元に舞い込んできたというのです。これは私にはない発想で、そんな考え方があるのかとびっくりしたのを覚えています。
なにしろ、欲しいモノ・コトは自力で稼いで手に入れる発想しかなかったのですから。はじめは夢のような話だとも思いましたが、自分も「降ってくるモード」をオンにしようと決めました。
その日から、望むモノ・コトが降ってくるイメージをするようになり、機会があれば行動にも移し始めました。
たとえばクルマ。「レンタカーやカーシェアでいいやと思いつつも、自分の車があれば好きなタイミングで練習もできるから欲しい」
そう思っていたところ、友人から「おすすめの車がキャンペーンをしているから応募して手に入れてみては」と連絡をもらいました。
今までであれば「そんな簡単に当選しないし」と、応募もしていなかったと思いますが、そのときは即応募して、自分のもとに届くイメージができあがっています(笑)。
その後もいろいろな車のキャンペーンに応募し、試乗機会や現物を狙っているところです。巡ってくれば儲けもん。
今のところ大きな動きはありませんが、知人から素敵な洋服をたくさんもらったり、小さな仕事が知人経由で入ってきたり、何かしら降ってき始めていると思います。
この調子でいけば、お金も車も家も何らかの流れで手に入るような気がしています。降ってくる発想は、凝り固まった考えをほぐすのには最高です。
Text / Sonoko Ikeda