明朝、布団から出る前に、ひとつ試してほしいことがあります。「きもちいい!」と感動してもらえるであろう行動で、しかもとてつもなく簡単です。
まずは仰向けでもうつ伏せでもない寝方になります。
左右どちらでもいいので、身体の側面を下にして寝転びます。
このとき腕は身体の側面あたりに添えておきます(どの位置にあってもOKですが、このあとの説明が分かりやすくなるよう、ここでは一応指定しています)。
次に両腕を背中側へ持っていきます。反時計回りに60〜90度ほど動かす形です。
その状態で左右の手を組み、腕をできるだけ後ろに伸ばします。
すると背中の筋肉や脂肪が中央に寄り、肩甲骨が下がり、人によってはボキッといういい音がする場合もあります。
心地よい伸びが肩や首まわりにまで伝達されるのを感じる人もいると思います。
この動きを身体の側面を入れ替えて行います。左右数十秒ずつで十分です。
デスクワークをしているときだけでなく、寝ている間も同じ姿勢が長時間キープされ、肩首まわりはギュッと縮こまりがちに……。
そうなると起きたとき、身体の硬さを感じると思います。朝の布団内でのストレッチは身体をやわらかく整える手段となります。
本当にきもちいいので、毎朝の習慣にされてもいいと思います。
Text / Sonoko Ikeda
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