眉アートメイクは賢い投資だった

描き足さなくても整った眉でいられるってラクだなあ。眉アートメイクの施術から3ヶ月、毎日そう感じています。

もともと眉は毛や形も残っている方でしたが、眉尻は描き足す必要がありました。

自眉がある方なので、眉アートメイクが必要不可欠というわけではありません。ただ、人生で一度は眉アートメイクを体験してみたい、という興味が勝りました。

施術費はモニター価格で確か7万円くらいで、1ヶ月あけて2回の施術を受けました。

施術では医療用の専用ニードル(針)を使って皮膚に傷をつけ、皮膚の浅い層に専用の色素を注入して、眉のないところに色を乗せていきます。

「麻酔をした意味ある?」と思うくらい、痛い部分は痛みが強くて、受けたことはありませんが「拷問ってこんな感じでは……?」と、早く終わってほしいと願いました。

なぜ7万円も払って眉を徹底的にいじめ抜かれているんだ……となった瞬間も。

初回は数日経つと色素が抜けてしまう人もいます。人体には異物を体外に排出する機能が備わっていて、初回の施術では色素が異物とみなされてしまうからです。

私は初回では色素が入りづらかったのに加え、わずかに乗った色素が徐々にぼんやりしてきて、眉アートメイクができない体質なのかなと思ったほど。

一方、2回目は身体が色素注入に慣れたのか、色の入りが見違えるほど良くなりました。

ただ、予想していたよりも色素が濃く入り、セーラー服姿のイモトアヤコさんを感じさせる眉に。これは大袈裟な表現ではありません。

しばらく眉を隠したいと思うものの、前髪がないと隠そうにも隠せないのが辛いところ。

翌日あった取材後の会食の場で、「社長、奥様。あのー、私の眉、濃すぎますよね。これはですね……」と聞かれてもいないのに、自ら打ち明けました。

「そう?」と言われましたが、どう見ても濃すぎな眉でした。

それから1週間くらいは眉が異様に濃くて、このままだったらどうしようと不安に駆られていましたが、徐々に落ち着いた色合いになり、ほっとしたのでした。

いつ、何時も、眉尻まで完璧な眉がある。アイメイクをしなくても、くっきりした眉があるだけで、顔は一定程度、決まる。

オンラインMTGならアイメイクなしでも、眉さえあれば、リップで唇に色を添えるだけで十分いける(アイメイクもしたいところですが、余裕がないときはしません)。

眉アートメイクをしたおかげで、素顔もぼやけず、キリリとして見えるのが気に入っています。2〜3年後にリピートするかどうかは、そのときになってから気分で決めるつもりです。

※身体に異物を入れるため、すべての人に合う施術とは限りません。あらかじめリスクを十分に調べて、医師の説明を聞いた上で、施術を受けるかどうか決めることが大切です。

Text / Sonoko Ikeda