ついに出会えました。パーフェクトなアイシャドーと。
メイクをするようになって20年近く。プチプラからデパコスまで、数々のアイシャドーを買ってきました。
これまでアイシャドーに10万円近くはつぎ込んでいることでしょう(そのお金があればDITAのアイウェアを1本買える……なんてことを思います)。
そんな私が今、最高だと感じているのは「MiMC(エムアイエムシー)」の「ビオモイスチュアシャドー」です。
MiMCというオーガニックコスメブランドを知ったのは2017年頃でした。
ミネラルに植物エキス、植物オイルなどの自然由来成分を主として、石油由来の合成界面活性剤や合成防腐剤、タール色素などを使わない化粧品開発ベンチャーである、と。
創業者で開発者の北島寿さんは化学者のキャリアを持ち、当時『DRESS』の取材を通じて直接お話を伺いました。
その後、MiMCのクリスマスコフレやミネラルファンデーションを購入したことも。ただ、アイシャドーに手を伸ばしたことはありませんでした。
私がこの夏、購入したビオモイスチュアシャドーも、スキンケア成分で構成されています。
配合した天然由来原料の良さを損なわずに活かせるよう、不要なつなぎ成分は使わずに固めた独自の“湿式製法”。「ミネラルパウダー」「天然色素」「植物美容成分」のみで処方されていて、目元をしっかり保湿できるオイルリッチなプレストタイプ。
MiMC公式サイトより引用
1ヶ月ほど毎日使っていますが、こちらにある記載の通りで、使用感として嘘偽りがない印象です。
・粉なのにしっとりしている
・時間の経過で薄づきになっても、それがナチュラルな陰影をまぶたに落としているようで、濃くついても薄くついてもきれい
・下まぶたがまったく汚れない
・石けんで落とせる
と、とても優れています。
とんでもなく優秀だなと感じると同時に、アイシャドーは2色で十分だと改めて思いました。
4色組でグラデーションの作り方も添えられたアイシャドーが多いですが、ビオモイスチュアシャドーは締め色を二重幅に入れて、薄い色をその上に少し重ねたり、アイホールに大きく入れたりするだけでおしゃれに見えます。
特に「33 プラーナフロー」はブラウンの上にラベンダーを重ねると、モーヴ(青みのある紫)系の色合いになっておしゃれです。
二重幅上部〜アイホールに向けて、ラベンダーをふわりとのせるのが定番に。
ブラウンやパープルの服を着るときはもちろん、いつでも「この目元、いいな」と自分でもうっとりするくらい、いい塩梅にまとまります。
私が購入して満足しているのはこの2色。これからも新色やベーシック色を追っていきたいアイシャドーです。
Text / Sonoko Ikeda