「X見たくない。全然反応がないんだもん。もういやだ」
一昨日の夜、パートナーとの会話の中で、そんなことを口走りました。
彼が「さっき、〜〜について(僕が)ポストしたよ。見て!」と言ったので、そう返したのです。
X閲覧を拒否した理由は以下の通り。
個人アカウントだとフォロワーが数としては一応8,000人を超えているにも関わらず、Xでコラムを告知しても、ほぼ反応がなかったからです。
とくに、流行っている「暗闇系スポーツ」ゆえ、いい反応があるだろうと狙っていた
暗闇トランポリンのコラムが跳ねなかった……。それを説明した上で、
「人気ないもん」
「もう使いたくない」
「Xやめたい」
37歳という立派な中年ながら、駄々っ子のように拗ねて言いました。
すると彼は笑いながらこう言いました。
「暗闇トランポリンのことを何回か細切れにポストしてみたらいいんじゃない?」「それで興味持つ人が増えたらコラムへ誘導したらいいのでは?」
確かに、と思いました。そして、軽く愚痴ってみて良かったとも感じました。
また、以前こんなコラムを書いていたのに、やっぱり一喜一憂したり、他人からの反応を数字面で気にしたりする自分がときどき出てきて、厄介だなとも気づくのです。
いつまでも幼稚な自分。そんなふうに思いました。
この歳(来月47歳)になっても、自分が大人になったという自覚が依然として全く無い。しかし最近気づいたのは、若い頃に見て大人っぽく感じた年輩の人も、今見ると何だかとても子どもっぽく見えるということ。それが歳をとるということなのかもしれない。結局みんな子どもなんだよね。良くも悪くも。
— 高田ゲンキ (@Genki119) October 2, 2023
先日、イラストレーター/漫画家の高田ゲンキさんが最近こんなツイートをしていました。
とくに「この歳(来月47歳)になっても、自分が大人になったという自覚が依然として全く無い」「結局みんな子どもなんだよね。良くも悪くも」に首がもげるくらい頷いた私。
高田さんでもそんな感覚なら、私なんて当然そうだろう、とも。
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大人としてかっこよく生きるのが、こんなに難しいなんて、子どもの頃は想像していませんでした。
もっとかっこよく、スマートになれると思っていました。でも、現実は違います。
こんな情けないところとも付き合いながら、この先もかっこ悪くもがきながら、それでも楽しく生きていきます。
Text / Sonoko Ikeda