天婦羅処 京林泉【Dr.Taroのちょっといいごはん】

今回ご紹介するお店は天ぷらです。実はワタクシゴトですがDr.Taro、天ぷら屋さんにはいったことがありませんでした。

イメージは高級! 職人さん怖そう! ちょっと堅苦しいイメージ! でした。

だけども20歳をすぎ、30歳をすぎたあたりから、天ぷら屋さんのひとつも経験したことない大人はなんだかなぁとの思いで行ってまいりました。

ちょうど自分の誕生月で京都に行く予定がありました。9月中旬の京都はまだまだ酷暑。焦げるような暑さでした。

京都は好きで年に何度か訪れることもあり、天ぷら屋さんをチェックしていたのですが、今回訪れたのはグランヴィア京都の「天婦羅処 京林泉」。駅直結。便利!

近未来的な巨大な建造物で京都駅とくっついているホテル。階段(エスカレーターも)でホテルと駅がくっついた巨大建造物を登ることができます。

4階くらいまで上がるともう景色が素晴らしくて、京都の町を一望できてしまいます。デートにも向いてますね。夜景最高!

店内はカウンターとテーブル席に分かれたこじんまりとした和空間。カウンターの雰囲気も楽しめますが、一緒に行った人とじっくり話したいときなんかは、テーブル席もあると良いなと思うDr.Taroです。

テーブル席に案内され、誕生月と伝えてあったのでワンドリンクサービスされました。うれしい計らいです。

カウンターの奥に目の前で揚げてくれる料理人がいて、その奥には割と大きな調理場が。テーブル席でどうやって天ぷらを運んでくるのかなと思っていると、給仕さんが揚げたての天ぷらを一品一品テーブルで盛り付けてくださいます。

カレー塩、塩、出汁天ぷらつゆとレモンのバリエーションで、それぞれに合う楽しみ方を教えてくださいました。

鉄板の車海老天はやっぱり美味しい。夏なので鱧の天ぷらも最高。

一番は紫蘇巻き海老天! 紫蘇の風味と海老と出汁の相性がもう。「うまぁ!」連発でした。

以前、あるグルメ芸人が「天ぷらは油の衣で閉じ込めた蒸し料理」と言っていました。確かに、サクサクの衣の中にふわっとした食材の蒸し料理をいただいているよう。

美味しくいただきました。夜のコースは8,000円から。今回は「雪コース」1万円。このクオリティでこの立地で、いい時間を過ごせました。大満足!

Text / Dr.Taro

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