言葉

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「ありがとう」を言われすぎても困惑する

「ありがとう」は言われすぎても戸惑います。先日ラーメン店に行った際の出来事です。席にまだ余裕があったからか、私と彼は一番広いテーブル席に案内されました。そこで本を読みながら注文の品が提供されるのを待っていました。このお店は厨房から外の券売機...
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「準備が9割」は日常生活でも言えること。

「私って性格悪いなあ」と反省する出来事がありました。「明らかに嫌味だなあ」と認識しながらも、口にすることを抑えられなかったのです。ある日のこと。まだ家にお餅があるのに、パートナーが新たにお餅を買ってきました。「もしかして、まだお餅あった? ...
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便利すぎる言葉「大丈夫です」について考えた。

「大丈夫です」という言葉、今日何回使いましたか? 日常のさまざまなシーンで頻繁に登場するこの言葉は、私たちの生活に深く根付いています。たとえば、スーパーのレジで「レジ袋はご利用になりますか?」と聞かれたとき、「いりません」ではなく「大丈夫で...
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『武器としての土着思考』刊行記念トークイベントに参加して[私的なレポート]

『武器としての土着思考』刊行記念トークイベント「現代社会をプラグマティックに生きる:人類の会話を続けるための土着思考」に参加しました。この対談では、『武器としての土着思考』の著者である青木真兵さんと、『人類の会話のための哲学:ローティと21...
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言葉は魔法

言葉は魔法。私はそう考えています。パートナーは毎日私を見て「かわいい」「かわいい子いる」と言います。そんな生活が4年目です。もうすぐ38歳になる中年になっても、かわいいと言われ続けるとは予想外でした。今年の1月までは月の10日間を一緒に過ご...
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別れ際に「またね」と言う理由

「バイバイ」「さよなら」よりも「またね」という言葉が好きです。皆さんは人と別れるとき、オンラインや電話を終えるとき、どんな挨拶をしますか?すこし前、「バイバイ」を安易に発してしまった後、どこか寂しい気持ちになりました。ぷつっと切れる感覚を味...
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今日は死にたい〈けど明日はしあわせ〉と呟いてみる

今年初めて知ったこと。3月は年間で月別自殺者の多い「自殺対策強化月間」と定められているそうです(厚生労働省)。徐々に明るく暖かくなる春先の3月が自殺につながりやすい心理的な効果が働くということを、身近で意識したことはありますか。コロナ禍、1...
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嫌な絡み方をされたとき、気の利いた言葉を発せる人になりたい

12月31日11時半の京都。「一年の最後に、こんな店に入ってしまうとは……」と悔やむ私がいました。パートナーとふたり、朝から所用で大阪から京都に移動し、その時点で5km近く歩いていたこともあり、お腹がぺこぺこに。大晦日の昼に年越し蕎麦を望む...
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人から何を言われようと、自分の未来には無関係

知人が、別の人から自分の活動を否定するような言葉をかけられたそうで、「私のしてきたことは間違っていたのかな、と考えてしまいました」と、私に心情を吐露してきました。メッセージには、どういう流れで、どういうことを言われたのかが、かなりの長文で書...
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「センスのいい問い」ができる人を目指す

「どれでもいいから(ケーキ)10個」大阪にいるとき、地域で人気のパティスリーに立ち寄って、包装してもらうのを待っていたときのこと。私の後から入ってきたおじいさんが、怒鳴りつけるような勢いでスタッフさんに放った言葉です。「10個」の後に(怒)...