考え方

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「何を言わないか」を考える人でありたい。

とあるオンライン会議でのこと。私の部屋にいる猫がカメラに映り込みました。よく見ないとわからないほど小さく、鳴くこともなく、ただ静かに散策していただけです。すると、ミーティング相手が笑いながら、「自分は猫アレルギーだから猫が嫌い。視界に入るの...
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なぜ空き瓶の蓋を閉めたくなるのか

昨日は資源回収の日で、マンションのゴミ捨て場に設置された瓶専用の箱に瓶を捨てました。必ず蓋を外してから出しています。回収されるのはあくまで瓶本体で、蓋は必要ないと知っているからです。しかし、他の住人たちが出す瓶は、いつも例外なくすべてに蓋が...
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「ニッチ市場」で勝ちたい人は読むといい、常識外れの哲学書

『真剣にふざける痛快に起業する「革命思考」』を読みました。著者は福岡市に本社を構えるガードナー株式会社の福山克義社長。同社の代表的な製品である「ガードナーベルト」などを通して知られる企業の背景と社長の哲学が凝縮された一冊です。本書の核となる...
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パートナーと男友達、どちらも必要。

日常をともに過ごすパートナーとの時間は、安定感や安心感をもたらしますが、毎日一緒にいると会話が盛り上がらないこともしばしばあります(笑)。食事中はラジオや音楽をBGMに彼「美味しいね(ニコッ)」、「良かった。美味しいよね(ニコッ)」という料...
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「在宅での緩和医療」を選択肢として知ってほしい

「在宅医療」をご存知だろうか。通院が難しくなった患者さんが自宅(または施設)で医療を受けることを指す。簡単に言うと、それが在宅医療だ。私は医師として15年以上、医療で生計を立ててきたが、在宅医療というものの本質を深く理解していなかった。初め...
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1億円が入ってきたらしたいこと。

「もし自分のもとに1億円が入ってきたとしたら、どう使うか」。突拍子もないと思われるかもしれませんが、最近そんなことを考える機会がありました。「億」は会社の年商を除くと縁のない桁です。しかし最近「億女」と呼ばれる、数億〜十数億円の年商を稼ぐ女...
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『武器としての土着思考』刊行記念トークイベントに参加して[私的なレポート]

『武器としての土着思考』刊行記念トークイベント「現代社会をプラグマティックに生きる:人類の会話を続けるための土着思考」に参加しました。この対談では、『武器としての土着思考』の著者である青木真兵さんと、『人類の会話のための哲学:ローティと21...
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改札での不毛な戦いを見て、考えたこと。

帰宅ラッシュ時、駅の自動改札口での出来事。改札から出ようとする人と、改札に入ろうとする人が、同じ改札を通ろうとしていた。どちらも自分が先だと譲らず、何度もタッチし合うけれど、ブザーが鳴るばかりで、改札はどちらにも開かない。それでもふたりは譲...
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愛ある仕事だけを選ぶ。

「なぜこのプロジェクトはうまくいかないんだろう? 永遠に終わらない気がする。病む」仕事をしていると「終わらない案件はない」が原則なのに、“悪い意味で”終わらない案件という例外がこの世に存在するのか? と発狂しかけた。原則があれば例外があるか...
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働いていても読書の時間をキープするためにしていること

本を読めなくなってきたと悩む人が増えているのか、そのような人に向けた本をよく見かけます。かくいう私も読書時間が年々減ってきているひとりで、気になる本リストには以下の2冊が入っています。『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(三宅香帆)『読...