※この日記は電子書籍orZINE化を目的に、2024年1月1日より綴り始めたものです。5日ごとに掲載します。
2月24日(土)
昼は十三「ピッツェリア トラットリア パロンチーノ」へタロと片道7.4km自転車で向かう。ひたすら国道176号線を北上するシンプルなルート。生地に厚みのある美味しいピザだった。
帰路は庄内駅あたりで別れて、私は庄内WESTショッピングストリート(商店街)を散策しつつ、服部天神方面へ向かう。22日にこのあたりを歩いていて気になっていた喫茶店「果琳」へ入り、名物と思しきアップルパイを。本を読みながら30分ほど滞在して、セカンドストリート豊中南桜塚店へ。2着買って1,500円ほど。その分、3着手放そう。
夜はタロと駅前にある近所の居酒屋「一栄」へ。外に出されているメニューから「魚を食べられるお店」と認識していた。それは確かにその通りで、加えてすべての料理が美味しく、美しく盛り付けられている。それでいて安価。この日は夜ジムへ行くタロに合わせて、私も飲まずにふたりともソフトドリンクにして、かなりいろいろ頼んでも5,000円以下に。この店も通いたいと思える場所になった。庶民なので高くつきすぎる店は日常使いしない。ふたりで1杯ずつ飲んで、いろいろ食べて4,000〜5,000円以内に収まる程度が理想。
ぐらに『ねこのきもち』3月号についていたポンポン付きのテント(年間購読者限定らしい)を今日出してみたら、テントに何の脈絡もなく飛び込んでいったり、生地に噛みついたり、ほつれた糸を食べようとしたり、ポンポンを噛みちぎろうとしたり、狂ったように動き回る。テントを生き物と見立てて対決しているような雰囲気。
猫はちょっとした動きに反応するので、わずかに揺れるポンポンを見て狩猟本能が刺激されて、自然と飛びかかっていくのだと思う。糸を食べそうになっていたので、私の目の届く時間帯にしか設置できないけれど、ぽんと置いてあげるとひとりで走り回って遊ぶ(というか戦う)から、運動にはなると思う。慎重に使いたい。
2月23日(金)
夕方、エニタイム豊中駅前店へ。夜は靴下やパンツを買いたいというタロと近所のユニクロ豊中南桜塚店まで歩き、その流れで近所でごはん。焼鳥の「マリブ曽根店」と「風流お好み処 末廣」をハシゴ。焼鳥は美味しかったし、2店目の雰囲気もとても良かった。44年ほど営業しているそう。通うのに持続可能な金額感もうれしい。今度は1店目で行きたい、常連になりたいお店。
2月22日(木)
朝、コーチング。「前回より後退しています」と打ち明け、暗い始まりを迎えるも、終わる頃には次にしたいことが見えていた。本当は変わりたい。でも、変わる勇気が挫かれてしまう。その繰り返しだった。起きてもいないことを勝手に不安視して、動けずにいた自分がいた。人が起きてもいないことを不安に感じて足踏みしていると、「どうして? まだ起きてもないよ。今、それを不安に思わなくても大丈夫じゃない?」と考えられるのに、自分のことになるとそうはいかない未熟さがあった。
夕方、気分転換を兼ねて自転車に乗り、エニタイム江坂御堂筋店へ。御堂筋の傾斜強めな立地にあり、電動自転車じゃなければしんどい場所。この店舗はスタッフが4人もいて、マシンもぎゅうぎゅうに置いてあって、ザ・トレーニーって感じの人が多く、特徴的だった。マシン同士の間隔が狭いと感じることもあり、やはり豊中駅前店の余裕のある感じや適度な人の入りなどが好きだと思う。
夜はタロと服部天神の町中華「服部一貫楼」へ。長崎出身の店主が長く切り盛りする、気軽に入れる店。どれも美味しくて、蟹の代わりに海老を使った芙蓉蟹(フーヨーハイ)も印象的な美味しさ。食後は腹ごなしに服部天神の商店街を歩く。行きたい店がたくさんあった。帰宅してから私の部屋で二次会。
日付が変わった頃、寝室にいると隣の部屋で嫌な感じの音が。ぐらが本棚を歩こうとしていた。安定した本棚ならまだいいけれど、手作りのちょっと不安定にぐらぐらする棚ゆえ、危ないなと思い、本をすべて撤去し寝室の作り付けの棚に移す。成長著しいぐら。この先どこまで登れるようになるだろうか。若干、戦々恐々としている。
2月21日(水)
朝、エニタイム今宮戎店でトレーニング。昼、ジャストさんとなんばパークス「美健ごちそうビュッフェ 花も実も」ランチ。それなりに抱えている苦悩を話してみたら、少し救われた感じがあった。私は少し病んでいるのだろうか。いや、皆一定程度は病んでいると思う。病みを見せないようにしているだけか、無意識だから気づいていないだけか。
別れて御堂筋線改札へ入り、ホームへの階段を降りる途中で、傘をなんばパークスのトイレに忘れたことが判明し、急いで取りに戻る。前原光榮商店の気に入っている傘だから、失いたくなかった。予定よりも早めに解散したので、傘を取りに戻っても次の予定には間に合う。傘はトイレの個室に残っていて、私は満足して帰路に着いた。しかし、このうっかりはなくしたい。トイレを出る前に目視を徹底するか、手の甲に「傘」と書いておくか。なんばパークスがかなり広くて、けっこうな距離を引き返したため、本気でそんなふうに考えてしまった。
2月20日(火)
京都駅近くの「京の発酵イタリアンCAMOS」で、京都在住のフリーライターTさんとランチ。Tさんの日記メルマガ読者になってから、猫のお話を中心に聞きたい、という思いがあって、ランチのお誘いをしたのだった。Tさんと知り合ったのは10年くらい前で、いろいろ共通点がある。久々にお会いすることもあり、もちろん仕事の話も聞きたかった。結果として、7〜8割が猫トークになった。それでもいいんだ。良い時間を過ごせたのだから。
私がちょっとした手土産をお渡ししたものだから、やさしいTさんは「いけそのさん(こう読んでくれる女性が業界にもうひとりいる。その人とTさんに共通するのは、書かれる著作物が好きで私は大体作品を買っていること)にもお土産を」と、京都駅の志津屋でパンをたくさん買って持たせてくれた(タロとの夕食で4つ半分ずつに分けて、楽しく完食)。
話の中で聞いた無印良品の猫草(250円)を買って帰ろうと、京都ポルタの無印に寄るも小さい店舗だからやっぱりなかった。近く、どこか大きい店舗へ行ったら買う。帰路、江坂か十三のエニタイムへ寄ろうと考えた末、なんとなく気分で江坂店へ。すると、関西出身(あえて範囲をぼかしておく)で、三役にもついている某人気力士がトレーニングをしていた。最近相撲から離れているので、なんか見たことある……と漠然と思いながら観察していて、あの人だ! となった。エニタイムで有名力士を見るなんて初めてでツイている。
帰りは1時間に1本出ている、江坂から曽根駅までのバスで。曽根駅が終点のバス、この前の緑地公園もそうだったけれど、まあまあ運行していてありがたい。江坂から曽根はルート的には5kmくらいだけれど微妙な距離。電車は一旦梅田に戻らないと宝塚線に乗れないから不便。バスの存在に感謝した。
Text / Sonoko Ikeda
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