鮨デビューはここで決まり!

どうも、鮨仙人のDr.Taroです。
いいごはんの代名詞、鮨。
Dr.Taroも大好き、鮨。
北新地といえば、鮨。

ということで、おめでたい新年1発目の「ちょっといいごはん」はお鮨に決定しました。

今回は超人気の赤酢グループのお鮨屋さんです。
その名も「仙酢」さん。

赤酢グループは関西のグルメ雑誌『Meets』で取り上げられていて、ずっと行きたかったのですが大繁盛店。予約がなかなか取れるものでもなく、「ああ、ここは縁がなかった鮨屋」と諦めていました。

12月は真冬ということもあり魚に脂がのる時期なので、絶対にお鮨、と決めていました。しかし、最近選ぶお店、選ぶお店、リーズナブルさを追求すると握りが少ない&にぎり10貫以上にすると高額かつ一品料理が増える傾向にあり、お店選びに難渋していました。

また、クリスマスにもなるとお店も書き入れ時。普段のコースに加えて割高感が出ます。

そんな中、
・握り中心で15貫前後
・価格帯は1万円前後
という条件で探したところ、仙酢さんにたどり着いたのでした。

お店選びは本当に時間がかかるもので、コース内容や外観、内装、大将のお顔まで拝見して決めることが多く、予習に時間をかけています。

そこまでしても美味しいお店を探せないこともありますが、出会えたときは謎の達成感を味わえます。

ということで今回は仙酢さん。1万1千円(税込)の握り15貫コースに行って参りました。17時の予約で一番乗り。お店にはDr.Taro御一行様のみ。

開店同時に行く理由はテンポ良く握ってもらうこと&先に来ているお客さんがいないため、どんなお鮨が出てくるか楽しめる点にあります。

ここのお鮨はおおむね熟成鮨でうまみが強かったです。そして大きめの鮨ネタが最高。
特に太刀魚、うなぎ、ホタテ、大トロのネタは本当に立派!

特に大好きなネタが大きいとテンション上がりますよね。

そして、隠し包丁が美しく入れてあるのもうれしい。よくあるのはSNSでは隠し包丁がネタに綺麗に入っているのに、行って実物を見てみると全然入ってない……みたいなこと。これは割と残念に思います。

しょっぱなの白身はヒラメに酢橘と塩、金目鯛は醤油とショウガ、鰆は炙りで握ってくれていて、薬味や調味料はにぎりとの相性が抜群でした。

驚いたのは車海老です。ポソポソに乾いている海老の握りって多いと思うんですよね。仙酢さんの車海老はしっとりジューシー。海老の香りも楽しめて、食べた瞬間から口の中に幸せが広がります。

どれを食べてもうんまい! と言ってしまうコスパ最高のお鮨屋さんでした。
お値段も握りの量からいけばだいぶリーズナブルです。
カウンターでのお鮨未経験者もこのお店でデビューしてみては?

Text / Dr.Taro

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